2009年11月15日 観測提案受理と論文投稿 しばらく間をあけてしまいました。いくつかブログに書きたいトピックもあったのですが、ちょっと忙しかったこともあって、文章をかけていませんでした。幸い研究の方も忙しいのはひと段落したので、これからまた書いていこうと思います。今回は、先日採択されたハワイ・マウナケア山頂にあるサブミリ波干渉計(SMA)への観測提案の話と、3年前に観測したデータをもとにした論文を論文誌に投稿しました、というご報告。 僕が専門としている観測天文学というのは広い意味では実験科学に含まれるのですが、日々実験(観測)しているわけではありません。天文学者と言うと日常的に天体観測しているというイメージもあるかもしれませんが、それも違います。僕の場合、直近の1年間で自分の研究として望遠鏡でデータを取得したのはせいぜい2週間くらいでしょう。僕の博士論文に使ったデータも、5年間の中の合
しし座流星群が活発化し、見られる流星の数が18日早朝にピークを迎える。日本では1時間あたり30〜80個とやや控えめの予測だが、少し早起きして夜明け前の空を見上げれば、願い事の一つや二つは頼めそうだ。 しし座流星群は、33年周期で近づくテンペル・タットル彗星(すいせい)のちりの帯に、地球が突っ込むことで流れる。01年には1時間に数千個流れた。 今回の活発化は、彗星が1466年に近づいた際の帯に入るためとみられる。米航空宇宙局(NASA)が「モンゴル付近では1時間に500個くらい流れるかも」と発表し、日本発のツアーも組まれているが、時間がたってちりが拡散してしまっているとの見方も強い。 ピークの予測は18日午前7時の前後1時間ほど。月明かりはないが、日本では夜が明けている可能性が高い。ペルセウス座やオリオン座流星群と違い、急激に流れてすぐ収まる。 東京都三鷹市の国立天文台で先月31日に
内閣府ウェブサイトの常時暗号化による「https:」への切り替え Always on TLS of Cabinet Office Website 2019(令和元)年11月更新 Update,November,2019 内閣府ウェブサイトは、2018年11月29日より、常時暗号化通信(TLS1.2)となり、URLが以下のとおり、「https:」に変更となりました。※ ブックマーク機能等に「http:」で始まるURLを登録している場合や、リンクを貼っている場合等は、「https:」から始まるURLに切り替えていただきますよう、お願いいたします。 ※参考:2018年11月から2019年10月までは、httpによる接続を可能とする自動遷移の経過措置をとっておりました。 内閣府ホームページ(https://www.cao.go.jp/) 内閣府共通検索システム Cabinet Office has
未確認宇宙飛行士セルカンw ポケットの中の宇宙について覚え書きしたなかで触れた、アニリール・セルカン氏経歴詐称疑惑の件。まだ調査中の事案ばかりの状況ではあるのですけど、あたかも彼の築き上げた「虚構」の一部が、音を立てて崩れ始めているように感じます。既に実名報道が始まっており、少なくともトルコ国内初の宇宙飛行士候補という点については、詐称と断定して間違いなさそうだからです。以下、関連する言及や報道をいくつか紹介しておきます: ウソで塗り固めた人生はともかく個人的にはその周囲の善意の人のほうに同情する。(アニリール セルカン事件の件) NIKKEI NET(日経ネット):社会ニュース−内外の事件・事故や社会問題から話題のニュースまで アニリール セルカン氏 本人とその取り巻きによる想定どおりの反応。一方、日経は容赦なく発進。 asahi.com(朝日新聞社):宇宙飛行士候補名乗る東大助教、トル
Image credit: NASA ジョンズ・ホプキンス大学応用物理研究所 (APL) の運用チームは11月9日、探査機の状態や観測機器のチェックを行うため、冬眠していた(通信以外の機器が全て停止している状態)冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」を起こした。 前回のチェックは2009年7月に行われ、ニュー・ホライズンズは約3ヶ月間冬眠モードに入っていた。運用チームは今後、数日間にわたってチェックを行い、様々なデータを取得する予定。 同探査機の運用について、プロジェクト主席研究官であるアラン・スターン(Alan Stern)博士は「ニュー・ホライズンズは毎年8月から5月、1年間の約90%が冬眠しているが、我々は11月と1月に起動させ、様々な保守作業を行う」と述べた。 ニュー・ホライズンズは2006年1月19日にアトラスVロケットによって打ち上げられ、2007年2
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く