(1)1959年開催の第14回国連総会は「宇宙空間の平和利用に関する国際協力」と題する決議を採択し、宇宙空間平和利用委員会(COPUOS: Committee on the Peaceful Uses of Outer Space)を常設委員会として設置しました。 (2)COPUOSは、宇宙空間の研究に対する援助、情報の交換、宇宙空間の平和利用のための実際的方法及び法律問題の検討を行い、これらの活動の報告を国連総会に提出することを任務としています。加盟国は日本を含む102か国(2023年6月現在)です。 (3)COPUOSの下には、科学技術小委員会及び法律小委員会が設置されています。COPUOSと2つの小委員会は、それぞれ年1回ウィーン(オーストリア)において開催されます。 (4)近年、民間企業も含めた各国の宇宙活動が多様化、活発化し、宇宙技術の利用が人々の生活や経済・社会に深く関わってき
◇気分転換は読書で 昨年の第1回目(第54話)では、「年末年始休暇は読書で過ごす」というお話をしました。先端研究の世界に身を置いていると、確かに日常生活では読書の時間を確保しにくくなっていると感じます。そもそも、研究論文を仕上げるには多くの文献を読んで頭の中に入れておく必要があります。読書というわけではありませんが、日々たくさんの文献を相手にしています。いまも、3編の論文を書いている最中なので、大変です。また、昨年は執筆も多くこなし、「宇宙進化の謎」(講談社ブルーバックス)、「4%の宇宙」(ソフトバンク・クリエイティ)、「宇宙の一番星を探して」(丸善)の3冊を上梓(じょうし)することができました。 実は、この執筆のためにもたくさんの情報を集めることが必要です。一言でまとめると、たくさんのインプット(文献のチェック、情報収集、読書など)と、わずかのアウトプット(研究論文、著書、エッセイなど)
【構想30年実現へ追い風/グリーン革命湖の国から6】 地上から3万6千キロ離れた宇宙空間で集めた太陽光を電磁波に変え、地上に送って電気を作り出す「宇宙太陽光発電」。石油枯渇によるエネルギー危機を解決する切り札とも言われる夢のプロジェクトが、日本で進んでいる。 実現には、太陽光を集める直径3キロ前後と巨大で、超薄型の反射鏡が必要とされる。その試作品を開発したのが、大津市の特殊ガラスメーカー「日本電気硝子」だ。 薄膜事業部の桜井武さん(47)は2年前の夏、東京・丸の内にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)の事務所を訪れた。担当者の「1平方メートルで100グラムの鏡を作ってほしい」という注文に耳を疑った。 当時の技術では、厚さ1.1ミリ、重さ約3キロが限界だった。発送電施設をロケットで宇宙まで打ち上げるためには鏡を紙と同じくらいの軽さにしなければならないという説明だったが、「無理だ」と
宇宙から飛来する素粒子を利用して、炉心溶融が起きた東京電力福島第一原発1~3号機の原子炉内部をレントゲン写真のように透視する技術の開発を、名古屋大学のグループが進めている。 東電などは同原発の廃炉に向け、今後10年以内に溶融燃料の取り出しに着手する計画で、それまでに燃料の位置を把握する必要があり、この技術開発を国も後押ししている。グループは、同原発の放射線量が下がって、現場での作業が可能になれば実用化の研究に移る。 開発を進めているのは、名古屋大素粒子宇宙起源研究機構の中村光広准教授らのグループ。レントゲンのエックス線の代わりに、素粒子の一種「ミュー粒子」を使う。この粒子は物質を貫通する力が強い一方、通り抜ける物質の密度が高いほど吸収され、数が減る。このため、原子炉内を通過する粒子を観測すると、炉内密度の違いがわかる。 総面積1平方メートルの特殊なフィルムを原子炉の近くに設置。粒子の
打ち上げに失敗し、落下する見通しとなったロシアの火星探査機「フォボス・グルント」=ロシア宇宙庁のウェブサイトから ロシア宇宙庁が打ち上げに失敗し、地球を周回している火星探査機「フォボス・グルント」が、10~21日の間に地球へ落下する見通しとなった。同庁によると落下する可能性があるのは北緯51.4度から南緯51.4度の間の広い範囲。日本や米国、欧州の大部分、中国の他、アフリカ、南米、オーストラリアの各大陸が含まれる。大気圏突入時に燃え残った部品20~30個(合計で最大200キロ)が、地表に達する見込みという。同庁は15日ごろに落下する可能性が高いとしている。 同庁によると、フォボス・グルントは6日現在、地球に最も近いところで高度189.2キロの軌道を回っている。火星の衛星フォボスから表土やバクテリアなどを採取し、サンプル入りカプセルを地球に届ける目的で、昨年11月にカザフスタンから打ち上げら
はやぶさ帰還ブログ @Hayabusa_JAXA @ikaroskun 朦朧とした君にも聞こえるように大きな声で言うよ(うすださん、増幅よろしく) \イ カ ロ ス 君 今 年 も よ ろ し く !/ 来年の干支は「巳」だからね。来年も忘れずに描いて来いよ!(IES兄は鬼が爆笑したって知ったこっちゃない) はやぶさ帰還ブログ @Hayabusa_JAXA イカロス君の運用はドキドキ展開です( http://t.co/ryVV3HHk )。彼は未来のためにエクストラサクセスを超えた仕事を続けています。今日相模原で行われた学会では、イカロス君の弟となる「木星圏探査用セイル」の発表がありました。彼は「始まりのセイル」ですね。(IES兄)
当社は、独立行政法人宇宙航空研究開発機構との契約締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。 記 1.契約締結の趣旨およびその内容 株式会社CBMI(本社:東京都中央区 代表者:代表取締役 小野雅弘 証券コード:3643 以下、CBMI)は、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市 代表者:理事長 立川敬二 以下、JAXA)と、陸域観測技術衛星画像の使用許諾に関する契約を締結いたしました。 本契約は、CBMIが陸域観測技術衛星画像を販売することを目的にJAXAより対象の使用を許諾されたものです。CBMIは、陸域観測技術衛星画像が一般的な写真としての利用や、アナログ媒体やデジタル媒体を用いる多方面の領域で利用拡大されることを目指して参ります。 2. 契約締結先の概要 (1) 商号 独立行政法人宇宙航空研究開発機構(http://www.jaxa.jp/) (2
宇宙焼酎12種類 2012年1月7日 00:26 カテゴリー:経済 九州 > 鹿児島 12種類1セットで販売される焼酎「宇宙だより」 スペースシャトルで宇宙を旅した酵母とこうじを使った焼酎「宇宙だより」が27日に発売される。鹿児島県内の焼酎メーカー12社が造った12種類1セットで、800セットを限定販売する。 12社と鹿児島大学など3大学の研究者たちでつくる「鹿児島宇宙焼酎ミッション実行委員会」(代表=鮫島吉広・同大教授)が企画した。こうじと酵母の各3種類をスペースシャトルに搭載。昨年5月16日に米国から国際宇宙ステーションに運ばれ、同31日に地球に帰還した。 同大でアルコール発酵の強弱などの性質を調べて10月に各社に引き渡し、それぞれ好みのこうじと酵母を選んで醸造した。鮫島教授は「試飲したが、上品で華やかな香りのいい味だった。飲み比べて宇宙のロマンを感じてほしい」と語る。 アルコール
小惑星「イトカワ」から微粒子を地球に持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」の展示会が6日、市川市鬼高の県立現代産業科学館で始まった。帰還カプセルの心臓部「搭載電子機器部」などを一目見ようと、大勢の市民が訪れた。 展示されたのは、大気圏突入時に機体を熱から守ったヒートシールドや、着陸時に使用したパラシュートなど4点。シールド表面には熱でできた傷が残り、来場者は「よく帰ってきたね」などと感心していた。 会場では、はやぶさの部品を製作した県内企業や、松戸市出身の元宇宙飛行士山崎直子さん、人工衛星を追跡する勝浦市のJAXA(宇宙航空研究開発機構)勝浦宇宙通信所に関する資料も展示している。 同館の植野英夫・普及課長は「苦難の道のりが実感できるはず」と話している。10日まで。入場料は一般500円、大学・高校生250円で、中学生以下と65歳以上は無料。問い合わせは同館(047・379・2005)へ。
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