横浜市磯子区の「はまぎん こども宇宙科学館」が4月1日から、大人4千円だった定期入館料(6カ月間有効)を大人800円に大幅値下げする。購入者には先着千人限定で恐竜のペーパークラフトが配布されるほか、星空観察会などの各種イベントで優先枠が設定される。 市こども青少年局によると、同館の入館料は大人(高校生以上)400円、小人(小・中学生)200円。定期入館料は大人4千円、小人2千円だったが、4月からは大人800円、小人400円に値下げする。 2011年4月からの約2年間で、定期入館券購入者は30人未満。近年「カップヌードルミュージアム」や「原鉄道模型博物館」などの開館も相次いだことから、「思い切った値下げ」(同局)に踏み切った。 購入者特典としては、星空観察会や工作教室、企画展での優先枠を確保するほか、先着千人限定で恐竜のペーパークラフトを配布する。 ペーパークラフトは工具を使わずに簡
子どもたちに夏休みの楽しみをと、相模原市内の公共機関で各種スタンプラリーが花盛りだ。あの手この手で呼び込もうと多彩な企画を用意している。 「答えを探すのにわくわくしたよ」。中央区の市立図書館カウンター。小学1年の大野健斗くん(6)は差し出したシートに押された三つのスタンプに顔をほころばせた。母麗子さん(37)も「また来ようね」とほほ笑んだ。 四つの市立図書館で、2008年から開催している「子ども読書スタンプラリー」。図書館や本の内容にちなむクイズに答えていく。小学生以下が対象で、8月末まで。 出題は児童書担当の手作りで学年ごとに難易度も異なる。「図書館に何度も足を運んでもらいたい。たっぷりある時間を本と向き合うことにも向け、心の成長にもつなげてほしい」。しっかり読み込まないと答えられない手ごわい問題が多い。 市所有のプール施設で指定管理者となっている市都市整備公社(中央区)は、中学
宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)の拠点がある相模原市など全国4市2町でつくる「銀河連邦」が交流25周年を迎えたのを記念し、切手セットがつくられた。27日から相模原市内の簡易郵便局を除く全郵便局窓口や、27、28日の宇宙機構相模原キャンパス特別公開で販売される。 日本の歴代人工衛星・探査機がイラスト調にあしらわれている。数々の困難を乗り越え、小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に持ち帰り、管制室があったことで相模原とゆかりの深い小惑星探査機「はやぶさ」や、昨年からプロジェクトが始まった後継機「はやぶさ2」も描かれている。 郵便局南関東支社が宇宙機構と相模原市の協力を得て制作。企画に携わった相模原古淵郵便局の細谷勝利局長(50)は「大切な人への一葉に、宇宙への夢や憧れを込めて使ってもらえればうれしい」と話していた。 50円切手10枚とポストカード1枚のセットで、1セット千円。問い合わせは、同
GPS(衛星利用測位システム)機能の付いた専用端末を貸し出し、観光名所を自動音声で案内する試みが今月から、秦野市で導入された。観光客にお目当ての場所以外にも足を延ばしてもらう狙いで、開成町も9日開幕のあじさい祭で試みる。 スマートフォン(多機能携帯電話)に似た専用端末を使った「聴き旅」と呼ばれるシステム。事前に設定された地点に近づくと、端末から音声による説明が流れる仕組みで、名所の魅力を伝えたり、付近のスポットを案内したりすることができる。 秦野市観光協会は、市内の寺社10カ所を巡る「南はだの村 七福神と鶴亀めぐり」で今月から導入。出雲大社相模分祠(同市平沢)に5台を用意し、1回500円で貸し出している。 市の観光PRキャラクター・丹沢あゆみちゃんの声で言い伝えや地名の由来、パンフレットには記載されていない七福神の説明、周辺の観光スポットの紹介などを行っている。 音声が流れるのは1
県内で173年ぶりに観測が期待される金環日食当日の5月21日に、相模原市と市教育委員会が公立小学校の登校時間を臨時変更することで調整していることが24日、分かった。研究施設がある「宇宙のまち」として、貴重な天体ショーを子どもたちに安全に体験してもらう狙い。市内で観測予定の同日午前7時31~36分に備え、各校ごとに1時間ほど繰り上げるか繰り下げる。25日にも正式発表する。 市内72ある公立小学校では午前8時から8時15分ごろの到着が主流といい、金環出現と登校の時間帯が重なる。今回の措置は、空を見上げながら登校する子どもたちが交通事故に巻き込まれたり、遅刻が続出したりして学校生活が混乱するのを防ぐ目的。登校を早めるか遅らせるかは各校ごとに校長が判断する。 宇宙航空研究開発機構など宇宙科学の研究拠点を抱え、小惑星探査機「はやぶさ」のふるさとを自任する市として、子どもの宇宙に対する関心を高める
相模原市は大規模災害時の通信途絶を想定し、人工衛星を用いた防災システムの構築に乗り出す。宇宙航空研究開発機構と実証実験を行う協定を結び、通信衛星を使ったインターネット回線の活用方法を模索していく。 同機構が打ち上げた高速インターネット衛星「きずな」の活用を想定している。東日本大震災では、津波によりインターネット環境が損なわれた被災地で「きずな」が活躍した。公衆無線LANの開設が被災者の情報収集に役立ち、岩手県庁の災害対策本部と釜石市の現地対策本部を結びテレビ会議も行われた。 相模原市でも同様のシステムを取り入れることが見込まれるほか、被災現場の画像情報の伝達といった大容量回線の特性を生かした活用方法を探る。市危機管理室は「従来ある防災無線の態勢を強化するだけでなく、通信手段の多重化が欠かせない。衛星システムはそのためだけでも有効だ」としている。
小惑星探査機はやぶさのふるさと相模原市発の「はやぶさグルメ」がコンビニデビューを果たす。地元の居酒屋梵蔵(ぼんくら)で人気の「いとかわカレー」が22日からサークルKサンクス(本社・東京)で販売される。 宇宙航空研究開発機構相模原キャンパスがあるJR淵野辺駅前の商店街では、「はやぶさグルメ・グッズ」を売り出したまちおこしが盛んになっている。 その一つが「いとかわカレー」。2月に開かれた、はやぶさグルメの試食会を紹介した市のホームページが同社担当者の目に留まり、商品化が決まった。 店で出している通り、小惑星イトカワの形に盛りつけられたご飯の上に、はやぶさをイメージしたから揚げが「着陸」している。スパイシーさが特徴のルーは、辛さを抑えめに微調整した。 「アイデアが受け入れられ、うれしい。市と商店街、店の認知度が上がり、相模原は面白いことをやっている町だと広く知ってもらえれば」と梵蔵店主の
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