「1秒」の世界標準時計の候補に [2012年10月20日 17:19] メールで記事を紹介する 印刷する 「1秒」の世界標準時計の候補に 時間の基本単位である1秒の長さを決める世界標準時計の候補に、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が開発した「イッテルビウム光格子時計」が採択されたと、同研究所が20日、明らかにした。パリで開催された計測単位の国際基準を決める「メートル条約関連会議」で決まった。「国際度量衡委員会」で正式決定する。 同研究所の洪鋒雷科長によると、理論上、宇宙誕生後の137億年間で誤差は1秒以内という。 1秒の長さは現在、セシウム原子の振動を基に決めているが、より正確な1秒を規定するよう見直しが進んでおり、次世代時計の候補はこれで8種類になった。日本の時計は2種類目。
新彗星を発見101個目 大分市の内那さん [2011年09月12日 14:33] メールで記事を紹介する 印刷する 内那さんが発見した98個目の新彗星。長い尾を引いて、太陽に接近する姿が写っている(撮影=NASA SOHO LASCO C2) 大分市の会社員内那政憲さん(56)が、米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星「SOHO」から送られる画像を使って発見した「SOHO彗星(すいせい)」と呼ばれる新彗星の数が8月末までに101個に達した。内那さんの発見数は世界ランク8位の記録。 SOHO衛星の配信画像を観察 世界ランク8位 SOHOは1995年に打ち上げられ、コロナを観測するカメラ(LASCO)で撮影した画像はインターネットを通じて配信されている。世界中の天文愛好家らは、太陽を中心に天体が細かい点になって写っている宇宙の画像をパソコンに取り込んで連続写真にして観察。他の星と違う動き
2億4千万年前の宇宙塵回収 津久見網代島 [2011年05月07日 10:02] メールで記事を紹介する 印刷する 津久見市日代にある網代島 津久見市日代(ひしろ)にある網代(あじろ)島の地層を調べていた鹿児島大学大学院理工学研究科の尾上(おのうえ)哲治助教(地質学)ら同大学と東北大学などのグループが、2億4千万年前の宇宙塵(じん)を大量に回収することに成功した。 尾上助教によると、岩石からの回収方法を工夫、これまで発表された事例としては最も古いという。米科学誌ジオロジーの電子版で4日、発表した。 網代島は海洋プランクトンが堆積した「チャート」という岩石でできた小島。尾上助教は、同島のチャートは海底で形成されたため堆積速度が遅く、宇宙から地上に降ってくる微粒子「宇宙塵」が高密度で含まれると推測。 5年前から十数度にわたって現地を訪れる一方、米国の大学に留学するなどして研究を進めてき
エスティケイテクノロジーJAXA認定工場 [2011年04月30日 06:42] メールで記事を紹介する 印刷する エスティケイテクノロジーが宇宙機システムに使われる半導体部品のテスト装置として納入したものと同型の製品 半導体のテスト装置製造などを手掛けるエスティケイテクノロジー(大分市、STK)は、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が利用する、宇宙環境での使用に耐える集積回路(IC)を製造する認定工場の一つに選ばれた。 具体的には、ロケットや人工衛星、宇宙ステーションなどの「宇宙機システム」向け部品の専門会社HIREC(茨城県つくば市)が発注する業務の受託先として、認定を受けた。期間は2012年9月29日まで。 「宇宙開発用信頼性保証回路」と呼ばれる、制御システムの心臓部に当たる超小型演算処理装置(MPU)などの検査「バーンインテスト」とそのテスト装置の製造を手掛ける。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く