ユーザを見据えた開発を みちびきの打ち上げから1周年を記念して、準天頂衛星の新たな顔となった野田浩幸ミッションマネージャにお話しを伺いました。 ――宇宙に興味をもったのはいつ頃ですか。 野田:小学生の頃から友達と天体の話をしていて、夏祭りに行っても夜空を見上げているような天文少年でした。高校では化学部に入部したのですが、実際には新しくできた天文部に入り浸りでしたね(笑)。高校2年の時に天体望遠鏡を買ってもらい、実家の屋上で友人と彗星やカノープスなんかを観ていました。初めて土星の輪を観た時の感動は今でも覚えています。 ――かわいい天文少年かと思いきや、小学生の頃から「ベテルギウスは脈動変光星だから…」なんて難しい話をしていたのだとか。 ――そんな野田さんの一番印象に残っているのエピソードは? 野田:大学生の時、高校の恩師が作った私設の天文台に時々遊びに行っていました。本当に真っ暗なところで
小田急電鉄の100%子会社で中間持ち株会社の小田急箱根ホールディングス(HD)が、2024年4月1日付で傘下の箱根登山鉄道、箱根観光船、箱根施設開発と合併する。箱根登山鉄道を存続会社とし、新名称は「小田急箱根」となる。 これにより1928年、神奈川県の箱根湯本―強羅間の登山鉄道などを承継して設立さ
Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は9月8日、政府の情報収集衛星「光学4号機」を載せたH-IIAロケット19号機を、9月17日に種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。 H-IIAロケット19号機の打ち上げは元々8月28日に予定されていたが、指令破壊受信機に不適合が確認されたため、打ち上げが延期されていた。JAXAによると、部品の修理作業が完了し、打ち上げの見通しが得られたことで、新しい打ち上げ日時を再設定したという。 情報収集衛星は事実上の偵察衛星。光学衛星とレーダ衛星の2基1組で運用され、今回打ち上げられるのは「光学衛星4号機」となる。情報収集衛星の打ち上げは2009年11月の「光学衛星3号機」以来、約1年9ヶ月ぶり。 H-IIAロケット19号機の打ち上げ日時は現在、9月17日13時から15時に再設定されている。また、情報収集
新彗星を発見101個目 大分市の内那さん [2011年09月12日 14:33] メールで記事を紹介する 印刷する 内那さんが発見した98個目の新彗星。長い尾を引いて、太陽に接近する姿が写っている(撮影=NASA SOHO LASCO C2) 大分市の会社員内那政憲さん(56)が、米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星「SOHO」から送られる画像を使って発見した「SOHO彗星(すいせい)」と呼ばれる新彗星の数が8月末までに101個に達した。内那さんの発見数は世界ランク8位の記録。 SOHO衛星の配信画像を観察 世界ランク8位 SOHOは1995年に打ち上げられ、コロナを観測するカメラ(LASCO)で撮影した画像はインターネットを通じて配信されている。世界中の天文愛好家らは、太陽を中心に天体が細かい点になって写っている宇宙の画像をパソコンに取り込んで連続写真にして観察。他の星と違う動き
受賞技術名: 「きぼう」ロボットアームと装置交換機構による軌道上組立技術の実用化 受賞者:(敬称略) 上野浩史、土井忍、若林靖史(宇宙航空研究開発機構)、 桑尾文博、竹貝朋樹(日本電気(株))、吉江勇貴、高田正治((株)IHIエアロスペース)、服部浩明(三菱スペース・ソフトウエア(株))、福井教夫(有人宇宙システム(株))、渡辺順一郎(東京エレクトロニツクシステムズ(株)) 受賞理由: 本ロボット・システムは、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に搭載された船外作業支援マニピュレータとそれに付随する装置交換機構からなる。2008年の打ち上げから応募時点までに、5台の軌道上実験装置を船外実験プラットフォームに組み付け、また実験装置を搭載する大型の船外パレット2台の組み付け・取り外しなどの作業に使用され、これらの作業を無事成功させる実績をあげた。また今後も、定期的に発生する軌
Image credit: ESA ヨーロッパの衛星測位システム(GNSS)であるガリレオ計画最初の衛星は9月7日、フランス領ギアナクールーにあるギアナ宇宙センターに到着した。 ガリレオ計画最初の衛星である「IOVフライト・モデル2(IOV FM2)」はタレス・アレニア・スペース社のイタリア工場から出荷され、アントノフ輸送機によってギアナ宇宙センターに運ばれた。その後、衛星は試験施設に運ばれ、今後打ち上げに向けての最終準備が進められる。 「IOVフライト・モデル2」を乗せたソユーズロケット(ソユーズST-B)の打ち上げは10月20日に予定されており、これはギアナから最初のソユーズロケットの打ち上げとなる。 ガリレオ計画はESAとEUなどが2003年から進めているヨーロッパ独自のGNSS計画である。高度2万4000kmの軌道に計30機以上の測位衛星を配置し、陸・海・空交通ネットワークの安全運
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