ご覧いただいているページに掲載されている情報は、過去のものであり、最新のものとは異なる場合があります。 掲載年についてはインタビュー 一覧、特集 一覧にてご確認いただけます。 Q. 今回のミッションでの主な任務を教えてください。 新型のソユーズTMA-M宇宙船。古川宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船と同じ型(提供:NASA) 古川宇宙飛行士と一緒にソユーズ宇宙船に搭乗するクルー。左から古川聡、セルゲイ・ヴォルコフ、マイケル・フォッサム宇宙飛行士(提供:JAXA/NASA) 大きく分けると2つあります。1つ目は、宇宙へ行く時と帰る時に乗るロシアのソユーズ宇宙船での仕事です。ソユーズは3人乗りの宇宙船ですが、私はフライトエンジニアとして船長を補佐します。行きは国際宇宙ステーション(ISS)に結合するまで、帰りは地球に帰還するまでの宇宙船の運用を船長と協力して行います。 2つ目はISSに約5ヵ月
「きぼう」日本実験棟の細胞培養装置(Cell Biology Experiment Facility: CBEF)を使用して2009年11月20日~11月28日に実施したCERIES実験※の目的のひとつであった、「宇宙環境でもRNAi(RNA interference:RNA干渉)は正常に起こるかどうかを検証する」について、CERISEチームの解析結果が発表されます。 ※線虫 C.elegansの宇宙環境におけるRNA干渉とタンパク質リン酸化 (代表研究者: 東谷篤志 東北大学大学院教授) チームが選んだ3つの全く異なる遺伝子(線虫に遺伝子組換えした緑色蛍光タンパク質GFP、細胞増殖に必須のタンパク質、筋肉を構成するα-アクチンを分解する分解酵素)のそれぞれに対して、それらの遺伝子発現を抑制させるようなRNAiを施したところ、すべての遺伝子においてRNAi効果(特定の遺伝子発現を抑える効
サンコーは、天体望遠鏡や顕微鏡の被写体をデジタル映像化してPCに表示/保存できるようにするテレスコープ「USB 3M telescope digital camera」(型番:USTSDC01)を発売した。価格は12,800円。 「USB 3M telescope digital camera」は、目でのぞくレンズ部に装着し、そこに映し出されるようすをデジタル映像として撮影できるデジタルカメラ。付属のUSBケーブルでPCとつなぐことで、PC画面に映像を表示できるほか、保存も可能となっている。 USB接続時にPCはwebカメラのように認識し、キャプチャーソフトを付属する。接眼レンズは径31.7/24.5mmの2種類を用意し、いずれかのサイズに合う天体望遠鏡や顕微鏡で利用できる。 対応OSはWindows 7/Vista/XP SP2以降。インターフェースはUSB2.0。保存形式は動画がWMV
【2011年4月28日 国立天文台】 2006年に発見された、土星の環の中の小さなプロペラ状構造。環の中に埋もれた小衛星の重力によるものと考えられているこの構造の成り立ちについて、国立天文台の研究チームが大規模シミュレーションによって世界で初めて明らかにした。 2006年に「カッシーニ」がとらえたプロペラ構造。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/Space Science Institute) プロペラ構造の模式図。土星の環の中に小衛星が埋もれており、その重力によってプロペラ構造ができていると考えられている。クリックで拡大(提供:国立天文台、以下同じ) シミュレーションで再現したプロペラ構造。環の真上から見た図。クリックで拡大 土星の環は1cm〜10m程度の大きさの莫大な数の氷粒子でできていると考えられている。2006年、NASAの探査機「カッシーニ」がその環の中に、長いしずくのような
世界のリチウムシリコン電池市場規模は、2022年の1,000万米ドルから2030年までに2億4,700万米ドルに成長し、2022年から2030年までのCAGRは48.4%と推定されています。 電池メーカーは、製品化のためにリチウムシリコン電池の厳格な研究開発に関与しています。アノード用のシリコン材料の開発には、まだスケーラブルで効率的ではない複雑なプロセスが必要です。一部の企業は、実現可能かつスケーラビリティを備えたシリコンアノードを製造するために、さまざまな技術とスケーラブルな方法を試しています。Amprius Inc.(米国)やNexeon Corporation(英国)などの大手企業は、シリコンアノード電池や機能強化されたアノード材料の開発に取り組んでいます。これらのプレーヤーが、多様なアプリケーションで使用するための高度なシリコンアノードバッテリを発売するためのイニシアチブは、さま
【2011年4月28日 Chandra Photo Album】 「ティコの超新星残骸」に、高エネルギーX線で輝くアーク状の構造が見つかった。Ia型超新星爆発は白色矮星同士の合体ではなく、白色矮星と太陽のような普通の恒星の連星から発生したとする説を裏付ける発見だ。 超新星爆発により伴星の物質を吹き飛ばしてアーク(弧)を形成しているイメージ図。超新星爆発の影響で吹き飛ばされた物質やアークは左下の方に進んでいくが、伴星は右下に動いていることがわかっている。左下の黒い部分は残骸の影。クリックで拡大(提供:NASA/CXC/M.Weiss) ティコの超新星残骸のX線画像。中心近くの十字が超新星爆発の中心。その左下に青く見える弧のように見えるものが今回見つかったアーク。低エネルギーのものは赤、高エネルギーのものは青で色付けされている。クリックで拡大(提供:NASA/CXC/Chinese Acade
Image credit: ラグランジェ/アイ・アンド・アイ 宇宙利用を推進する株式会社ラグランジェは4月26日、最後のスペースシャトルのミッションとなるアトランティス号(STS-135)において、個人の写真をアトランティス号に搭載するサービスを有償で提供すると発表した。 このサービスは「Lagrange Memorial Mission(ラグランジェ記念品ミッション)」の一環として行われるもので、限定20名の写真を搭載し、記念の証明書に加工して販売する内容だという。実施は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「きぼう」有償利用制度を活用したもので、受付は株式会社アイ・アンド・アイが担当する。 搭載できる写真の重さは1グラムまでで、価格は証明書やワッペンなどが付いたセットで20万円。先着20名様で、申込み期限は5月23日まで。なお、詳細については下記アイ・アンド・アイの特設サイトを参照。 アト
マイクロモノづくりを成立させるためには、設備を持って製造する会社と、製品アイデアを持つ方とのコラボレーションが必須です。 今回は、ミナロ(みなろ)の代表取締役 緑川 賢司氏にお話を伺いました。ケミカルウッドと呼ばれる人工木材を使った木型/モデル加工/モックアップ/検査治具/試作製作を行う木型製作会社様のマイクロモノづくり事例です。緑川氏は、勤めていた木型製作所の閉鎖を機に、治具メーカーを起業したとのことです。 緑川氏は起業時、とにかく、いろいろなことにチャレンジをして仕事をしていたといいます。起業したばかりで既存取引先がないので、売り上げにつながるようなことなら何にでも取り組み、天然石の加工販売もしていたとのこと。 「2.5次産業」と称して、作って売るまでを手掛けるといったことを、緑川氏は2004年ぐらいから実施していました。今、私たちenmonoがマイクロモノづくりと称していることです。
宇宙航空研究開発機構は28日、国際宇宙ステーションで長期滞在する古川聡さん(47)が、滞在予定の約170日間で被ばくする放射線量は最大で170ミリシーベルトとの推定値を明らかにした。古川さんは6月8日にロシアの宇宙船ソユーズでステーションに向かう。 宇宙機構によると、宇宙空間では太陽活動などによる放射線が飛び交っており、ステーション滞在中の飛行士の被ばく線量は1日0・5〜1ミリシーベルト。飛行士は個人線量計を常に身に着けており、地球帰還後に被ばく線量を分析する。 宇宙機構の規定では、飛行士が宇宙や地上での業務で生涯に浴びる線量限度は初飛行時の年齢によって異なるが、古川さんの場合は1200ミリシーベルトという。これまで限度を超えた日本の飛行士はいないという。 福島第1原発事故での作業員の被ばく線量限度は250ミリシーベルト。一度に千ミリシーベルトを浴びると1割の人に吐き気やだるさの症状が現れ
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