2016年に日本では電通によるデジタル広告のレポート改ざんなどが報じられ広告に関する数値の透明性や正確性について話題になりましたが、2017年1月末に行われた会合での Procter & Gamble’s(以下P&G)の最高ブランド責任者(Chief Branding Officer)であるMarc Pritchard氏による、メディア業界全体の数字の不透明さや不正を批判、今後の透明性を強く求めるスピーチに注目が集まり、各方面から絶賛されています。 P&G社最高ブランド責任者のMarc Pritchard氏 Credit: IAB こちらの文章を要約しました。 メディア業界の不正を一掃する覚悟のP&G 全米、そして世界規模でも最大の広告主であるP&Gが1月末のthe Interactive Advertising Bureau’s Annual Leadership Meetingで行った