初めてこの本を読んだとき、強い衝撃を受けた。クラクラと眩暈がするほどだった。 一度目の衝撃から時間が経ち、もう一度じっくり読み返したくて再読した。 やはり素晴らしい本だった。一度読んでいるので「衝撃」はなかったが、代わりに「ずしり」と感じる「重さ」を残してくれた。 前回は衝撃を受けた直後に思いのままにレビューを書いてしまった。 今回は時間がなくてなかなか本を手に取ることができない皆さんのために、僕なりに「10分で読める「箱」脱出10ステップ まとめ」という形にまとめてみた。 さっそく始めよう。 1. 「箱」とは何かを知る さて、そもそもこの本で言う「箱」とは何なのか。そこから説明しよう。 「箱」は僕らの心の状態を示すものと考えてもらいたい。 「箱」に入っている状態とは、端的に言えば心が閉じている状態。 「箱」から出ている状態とは、言い換えれば心が外に向かって開いている状態。 そう考える
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