3月31日、歴史が繰り返されるとすれば、4月1日からの消費税引き上げにより日本経済は失速することになるだろう。しかし、安倍(右)政権が講じようとしている3つの防衛策を見ると、そうした歴史が反復される可能性は薄い。都内で1月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino) [シンガポール 31日 ロイター BREAKINGVIEWS] -歴史が繰り返されるとすれば、4月1日からの消費税引き上げにより日本経済は失速することになるだろう。前回1997年の消費税増税時は個人消費が腰折れした。しかし、安倍晋三政権が講じようとしている3つの防衛策を見ると、そうした歴史が反復される可能性は薄い。 モルガン・スタンレーのエコノミスト、ロバート・フェルドマン氏は、5%から8%に消費税率が上がれば、日本経済からは6兆円(580億ドル)が失われる可能性があると予想する。ただ、日本経済には今年、補正予算や法人税
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