についてブランシャールとクルーグマンがツイッターで論陣を張っている。 まずはその点を提起したブランシャールのツイート。 1/8. A point which is often lost in discussions of inflation and central bank policy. Inflation is fundamentally the outcome of the distributional conflict, between firms, workers, and taxpayers. It stops only when the various players are forced to accept the outcome. 2/8. The source of the conflict may be too hot an economy: In the labor
今月12日の米CPI公表以降、クルーグマンが精力的に米インフレについてツイートしている。 公表当日のスレッドでは、リアルタイムにCPI公表をカウントダウンして待ち構えている。 So, 12 minutes until C-hour, as in CPI. And you know that all the headlines will be about headline and core inflation over the past year — even though everyone knows these are poor indicators of the current state of inflation 1/ Things we know: shelter costs are a hugely lagging indicator, reflecting a surge in
・パートやアルバイトの募集時における平均時給の最新値となる2023年6月分は1158円。 ・販売やサービス系では2023年6月分は1123円。 ・介護スタッフでは2023年6月分は1214円。 雇用市場における需給関係の変化はパート・アルバイトで顕著なものとなり、賃金状況が話題となることもしばしばある。その実情をリクルートの調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」が「TOWNWORK」「fromA navi」に掲載された求人情報を集計しまとめ、リクルートが公開しているデータ(※)から精査する。 まずは全体的なパート・アルバイトの募集時における平均時給の推移。 ↑ パート・アルバイト募集時平均時給(三大都市圏、全体、円)(リクルート) 最低額は意外にも金融危機ぼっ発前の2007年4月における928円。以降900円台後半にまで上昇し、しばらくはほぼ一定額のボックス圏内で推移する。なお毎年特定の
今、立ち食いそばならぬ「立ち食いパスタ」の店が人気を集めています。このご時勢で、一皿380円という驚きの安さと人気の秘密を取材しました。 ■飲食業倒産件数 過去30年間で最多 424件 器いっぱいの麺に、たっぷりかけられたミートソース。並盛でもボリューム満点の500グラム、一皿なんと380円です。 利用客:「安すぎる。これだけ食べたら満足感ある」 人気の理由は、安さとボリュームだけではありません。特徴は、ガーリックオイルが効いたソースです。 利用客:「めちゃめちゃおいしかった。ミートソースがおいしい」 立ちスパ アッパーカット 臼井知史オーナー:「一番こだわっているのは味。一回食べたら、すぐまた食べたくなる味を追求した」 昼時には、順番待ちをする客が店の外にあふれるほどの人気ぶりです。 しかし、飲食店を取り巻く環境は厳しさを増しています。 コロナ禍後も売り上げは十分に戻らず、電気・ガス料金
「コロッケ20円」の看板が目を引く弁当店=神奈川県相模原市で2023年6月28日午後3時24分、佐藤浩撮影 「コロッケ20円」 神奈川県相模原市南区の相模女子大近くのバス通り。弁当店の看板の文字に目を奪われた。この物価高の世に20円? 500円玉大のミニサイズか? 後日、買いに行った。 【写真】20円コロッケの大きさ、つまようじと比べた 梅雨なのに真夏のような暑さの昼下がりで先客はいない。コロッケ2個だけ買うのはためらいがあり、メンチカツ(100円)も購入すると、整理券を渡された。揚げたてを出すようだ。140円を支払った。何と、税込み価格だった。 コロッケは見慣れた小判形。縦約8・5センチ、横約6・5センチ、厚さ約1センチ。ソースをかけて食べてみると、ごく普通のポテトコロッケだ。特別おいしいわけではないが、あっという間にたいらげた。夕食のおかずにも中高生のおやつにもなるだろう。しかし何で2
企業・政府・市民。かつてその均衡は保たれていたが、近年、企業は株価を上げることに苦心し、損失を「税金による救済」で賄うようになった。なぜこのような資本主義の負の側面が露呈したのか? 新たな経済を構想することは可能なのか。情報政策の専門家、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー『未来化する社会』の著者であり、イノベーションに関する世界的な専門家のひとりであるアレック・ロス氏の著書『99パーセントのための社会契約』(早川書房)から一部抜粋転載して紹介します。 世界主要国「労働生産性」ランキング【2022年】 アインシュタイン「この世でいちばん難解なのは所得税だ」税務政策は複雑に込みいっていて、量が膨大で、しかも退屈きわまりない。あのアルバート・アインシュタインも、彼の税金を計算していた会計士に向かって言っている。 「この世でいちばん難解なのは所得税だ」。 理解できる人はほとんどおらず、理解でき
結局「家計」からの収奪 一方で、国財政がこれで改善するかというとどうもそうではない。今回の税収増によって決算剰余金が2兆6000億円生じる見込みだが、この半額を防衛費の増額に振り向けることになる。つまり、税収増で浮いた分を支出に回してしまうわけで、財政赤字が縮小する道筋は見えない。 また、物価上昇を抑えるためという理由で、ガソリン代や小麦、電力・ガスなどへの助成金を大きく増やした。一見物価が下げることになるが、財政の大盤振る舞いが続けば、財政赤字を嫌気した為替の円安が進行する。円安は、円建ての輸入物価をさらに上昇させることになり、タイムラグを生じながらもインフレを加速させる可能性が高い。 インフレが制御不能になれば、欧米のように一気に金利を引き上げる以外に方策がなくなる。そうなれば国債費が一気に増加することになるわけで、現状の「インフレ放置、財政大盤振る舞い」を永遠に続けれるわけではない。
国の税収が初めて70兆円を突破した。財務省が7月3日に発表した国2022年度の一般会計決算によると、税収は71兆1374億円と前年度に比べて6.1%も増加、3年連続で過去最高を更新した。日本が低成長を脱出したわけでもなく、好景気が到来している実感にも乏しいのに、なぜ税収が最高になるのか。日本経済新聞なども「低成長で税収増の不思議」といった記事を書いているほどだが、いったいこれはどういうことなのか。 【写真】またしても証明される!?「分配すれば成長する」のウソ ひとつ大きいのは、物価が上昇していることだろう。同じ物を買っても物価が上がれば、納めなければならない消費税は自動的に増える。2022年度の消費者物価指数(生鮮食品などを含む)の伸び率は3.2%と40年ぶりの高い水準になった。円安で輸入品の物価が大幅に上昇したことから企業間の取引価格(企業物価)はさらに大きく上昇しており、企業が支払う消
借金まみれで袋小路へ 確かに、71兆円という税収は巨額だ。だが、昨年度の一般会計の歳出は139兆円にも上る(なお、結果的に11兆3000億円が執行されずに「不要」となっている)。収入のほぼ2倍の支出を行っているのだから、年収500万円のサラリーマンが1000万円の散財をしているのと同じである。 このような状況が平然と見過ごされているのは「恐ろしい」とさえ感じる。税収が6%増えたと言って喜んでも、年収500万円のサラリーマンの年収が530万円になったのと同じである。1000万円の散財を何とかしなければ(それ以外にも過去に膨大な借金を背負っている)、問題が解決しないことは明らかである。 しかも、昨年7月23日公開「インフレで年金、健康保険に頼れなくなる中、どう生き残ればいいのか」4ページ目「健康保険、年金の破綻」で述べたように、社会保険を支える収入の内、保険料は6割以下しかなく、約4割は「税金
NHK 7月7日「なぜ? 税収は過去最高でも借金増」であるのはなぜか? というのは多くの国民が抱く疑問であろう。 【写真】マイナンバーカードは新たな「税金」徴収に都合が良い 昨年度の国の税収は、一般会計で71兆1374億円と前年度よりも4兆995億円増えて、3年連続で過去最高を更新している。 例えば、サラリーマンが毎年昇進・昇給して大幅に給料が増えているのに、借金を減らすどころかさらに借金を重ねて「火だるま」になっているのと同じだ。「いったい何をやっているんだ……」ということになるはずだ。 さて、最近の税収増の理由については、世間で言われているような「景気回復」による部分は意外に少ないと考える。 前記記事に税収の内訳の表が記載されている。極めて単純に考えれば、4%(昨年12月コアCPI)のインフレと仮定すると、前年度21兆8886億円の消費税の税収は22兆7641億円になり、それだけで87
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