肉の価格はここ最近高騰が続いていてミートショックとも言われています。一方でいま、肉をめぐっては国内の在庫が積み上がっていて、5月には過去最多を更新しました。今後、価格が下がっていく要因となるのでしょうか? 全国展開する焼肉チェーン店「焼肉きんぐ」。午後2時過ぎにも関わらず、多くの客でにぎわっています。 この店の一番人気は牛カルビ、ハラミ、ロースのほか、ビビンバやデザートなど100分間食べ放題のきんぐコース。今年3月、原材料価格や人件費などの高騰を受け、全店舗で3278円から3498円とおよそ200円の値上げに踏み切りましたが(一部店舗は異なります)、それでも客足にはあまり影響はないと言います。 仕入れ責任者である焼肉きんぐを運営する「物語コーポレーション」の針谷節執行役員は肉の価格について「足元だと上がり続けている。仕入れ先の数を増やすのが価格を安定させる1つの法則。いろいろな所から買って
福岡県の北部九州の直方市。地元の人々や食品業界から熱い支持を集めている市場をご存じだろうか? 「直方がんだびっくり市」(以下びっくり市)は、金・土・日の9時~19時まで開催されている週末市場。3日間で約3万人が来場し、西日本最大の規模を誇っている。 ⇒【写真】下関産のフグ刺しが1パック1000円の店舗も もともとは食肉工場だったびっくり市。地域の人々からの要望があり割り安価格で肉の販売を開始すると、口コミが口コミを呼び大人気に。以来約50年間地元の人々に愛されている。 毎週土曜に開催される行列イベント最初に紹介するのは朝市。びっくり市の起源にもなった土曜日の定番&人気イベントで、開場1時間前から列がのびはじめている。毎週肉や野菜、揚げ物やおかし……などなど、厳選された商品を格安で購入することができる。 ハンドベルと、びっくり市のオリジナルソング『アメージングマーケット』が鳴り響く中、朝市が
北陸三県と長野県を販売エリアとする北陸コカ・コーラボトリング(高岡市)は18日、大容量のペットボトル製品を中心とした27品目の希望小売価格を、10月1日出荷分から5~16%引き上げると発表した。1本当たり10~30円の値上げとなる。 原材料費や資材費などが高騰しているためで、「コカ・コーラ」の1・5リットル入りは350円から380円、「綾鷹」の2リットル入りは341円から371円となる。「ジョージア」や「アクエリアス」などのブランドも対象となる。
中国では価格の高い果物を買いたい時、2回考えないで財布をすぐに開くことができる経済的自由を「チェリーの自由(cherry freedom)」といった。最近は違う。チェリーの地位をドリアンが横取りした。「ドリアンの自由(durian freedom)」に対して中国河南省のマ・チャン氏は「田舎の老人にとってはドリアン1個が鶏3羽に相当する」と話した。 中国で富を象徴する果物が「チェリー」から「ドリアン」に変わっていると香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が13日(現地時間)、報じた。SCMP報道によると、マ・チャン氏の故郷ではもともと親戚が結婚する時にブドウや牛乳、干しキノコなどを贈る慣習があった。 ところが今回はドリアンを準備した。マ・チャン氏は「先月いとこが婚約する時、姑がブドウの代わりにドリアンを買ってこいと話した」とし「姑はドリアンが格式があって流行だと考えている」と話し
【ニューヨーク時事】米ニューヨーク・マンハッタン地区で、慢性的な渋滞緩和を目指す取り組みが動きだす。 ニューヨーク州は先月下旬、同地区の中心部に乗り入れる車両に課す「渋滞税」を来年春にも導入すると表明。全米初の取り組みで混雑緩和の切り札として注目を集めているが、隣接するニュージャージー州は反発を強めており、法廷闘争に発展する可能性もある。 対象は、年越しカウントダウンで有名なタイムズスクエアや、金融の中心地ウォール街を含む区域を走行する一般車両やタクシーなどが想定される。混雑時に1台当たり23ドル(約3200円)を徴収する案があるが、具体的な料金体系は今後詰める。収入は老朽化した地下鉄の改修などに充てる。 米調査会社INRIXによると、ニューヨーク市では運転手1人当たり年間117時間ほど渋滞に巻き込まれており、混雑度合いはシカゴ、ボストンに次いで深刻だ。ニューヨーク州は税導入により、マンハ
インド準備銀行(中央銀行)は17日公表した月報で、モンスーン初期特有の食品価格の急騰によって6月のインフレ率が上昇し、インフレとの闘いが終るのはまだ先とする金融政策委員会(MPC)の見解を裏付けたと説明した。資料写真、ニューデリー、2018年11月撮影(2023年 ロイター/Altaf Hussain) [ムンバイ 17日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は17日公表した月報で、モンスーン初期特有の食品価格の急騰によって6月のインフレ率が上昇し、インフレとの闘いが終るのはまだ先とする金融政策委員会(MPC)の見解を裏付けたと説明した。 「インフレ率を目標に合致させる旅路において、金融政策は最後の踏ん張りどころから足を踏み外さないようにしなければならない」とした。 インドの6月のインフレ率は、食品価格の高騰によって4.81%に加速した。
今治造船(愛媛県今治市)の檜垣幸人社長は都内で開いた会見で鋼材などの資機材価格や人件費の上昇を船価に十分反映できておらず一層の値上げが必要との見解を示した。檜垣社長は「慈善事業で赤字を出しながら作るわけにはいかない。インフレに合わせて持続的な船価の底上げをお願いしたい。安定した造船業につながる」と船価上昇を継続する方針を示した。造船業界ではコスト上昇分の価格転嫁が不十分との見方が強まっており、造船最大手の同社も同様の見解を示した形だ。 【写真】世界最大級のコンテナ船「ワンイノベーション」 檜垣社長は資機材や人件費など経営の変動要因が多いとして「(船価が)持続的に上がり、気が付いたら去年より5%上がっているようになれば良い」とイメージを説いた。ドル建てで受注しているため、為替変動を含めた数値だとした。 生産体制については「年間で5%ずつぐらいは上げられるようになりたい」と増産に意欲を示した。
週休3日制で働く嶺井慎二さん。「自分の時間を確保しつつ、家事や育児をする時間が増えた」と喜ぶ=11日、浦添市伊祖の訪問看護ステーション「クラセル」浦添店 沖縄県内で訪問看護ステーション「クラセル」を4店舗展開するベストライフ(宜野湾市、西川雄太代表)は、福祉や医療業界で慢性的に人手が不足する中、週休2日制に加えて選択的3日制を導入している。土日の勤務が条件だが「クラセル」に所属する正社員43人中13人が3日制を選んでいる。西川代表は「3日制で勤務する社員で退職した人はいない。人材の定着化につながっている」と手応えを感じている。(政経部・知念豊) 【写真】沖縄の中小企業7割が「人手不足」 厳しい現状浮き彫りに 最も足りない業務は…? 県中小企業団体中央会調査 「クラセル」は自宅で療養している患者宅に、医師の指示書に基づき看護師を派遣し、点滴投与や服薬の管理など在宅生活を支援している。県内では
中国経済に失速感が漂ってきた。7月17日に発表された4-6月期の実質GDPは前期比+0.8%と成長率が大きく鈍化した。 また、中国政府が7月15日に発表した6月の主要70都市の新築住宅価格動向によると、全体の54%にあたる38都市で価格は前月比で下落している。半数以上の都市で新築住宅価格が下落したのは、2022年12月以来6か月ぶりのことである。中古住宅価格も、半分以上の都市での価格下落が2か月連続となっている。 中国経済は昨年末のゼロコロナ政策の終了によって一度回復軌道に入ったが、それは長続きしなかった。不動産不況が続く中、個人は新規の住宅購入に慎重であり、それが市況の下落を長引かせている。また、若年層を中心に雇用情勢も思うように持ち直しておらず、ゼロコロナ政策の後遺症は予想以上に深刻だ。 さらに、政府が13日に発表した6月の貿易統計によると、輸出は前年比12.4%減少、輸入は同6.8%
【07月18日 KOREA WAVE】韓国でチーズの価格が14カ月連続で10%以上の上昇率を続けている。特に6月までの9カ月間は20~30%台の上昇率が持続した。牛乳や発酵乳などの乳製品も同様に10%前後の高い上昇率が続いている。 統計庁国家統計ポータル(KOSIS)によると、6月のチーズ物価指数は前年同月比22.3%上昇した。以前は安定していたチーズの価格は昨年3月に3.3%を記録し、5月に10.5%と2桁に突入した後、11月には35.9%と急騰した。これは1991年1月の集計開始以来最大値だった。 ソウル牛乳協同組合は昨年10月、チェダーチーズとピザチーズなど40種余りの価格を20%程度引き上げ。毎日(メイル)乳業も今月1日から55のチーズ製品のうち19製品の価格を約15%引き上げた。 企業側はチーズにかかる原・副資材価格が大きく上がり、値上げが避けられなかったと説明している。 ある業
この国の小売は待遇が悪すぎた「群馬などまだいい。あのあたり、実際の時給はもう少し高いだろう。この地域は883円だ。実際の時給も最低賃金に近い」 宮城県のショッピングモールに勤める知人にもコストコの話を向ける。宮城県といっても仙台とそれ以外では平均時給の差がある。それでも東北一の大都市を抱える宮城県なのに、最低賃金は群馬どころか富山(908円)、石川(891円)、福井(888円)といった北陸3県の最低賃金より低い。そんな宮城県にもコストコは進出した。 「1200円は東京の最低賃金より高い。ショッピングモールのテナントでもスタート1200円を出せるところは多くない。900円、950円が多い」 確かに都心の居酒屋すら1200円を切る店は多い。ましてコストコは平日日中でも1200円。仙台市内ならともかく、隣接する町とはいえ地域で時給1200円を出せる企業は限られるだろう。ポジションによっては150
地域で初めてのコストコ出店は働き手確保に大きな影響を与えている(イメージ、Sipa USA/時事通信フォト) 地方ではいま、古くからの小売経営者に大きな衝撃が広がっている。最低賃金が800円台の地域でも、地域によっては世界的小売チェーンの店舗が時給1000円以上からスタートできることを確約して働く人を募集しているからだ。俳人で著作家の日野百草氏が、岸田文雄首相が掲げた「最低賃金の全国平均1000円」を軽々と超えてくる高時給求人に揺れる地元小売業経営者や募集担当者の本音を聞いた。 【写真】地元小売が驚いたコストコの「高時給求人」給与テーブル * * * 「時給1500円は無理だ。群馬県の最低賃金は895円、世界的企業の真似はできない」 群馬県のガソリンスタンド経営者が語る。時給1500円とはアメリカ発祥の世界的な会員制倉庫型店舗を展開する「コストコ」のことである。いま群馬県だけでなく、日本各
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