予習として洋書はいかがですか? 前回おすすめデザイン入門書を 10 冊紹介しました。どれも自信をもって紹介できる書籍ですが、選書しているときに訳本がない書籍を幾つか見つけました。私の場合、読んでいる本の半分以上は洋書なので、翻訳されていないものは渋々リストから外すことになりました。 そこで今回は、2016年2月現在、訳本が出版されていない洋書を 8 冊紹介します。前回と同様、Web やアプリに特化したものではなく、デジタルプロダクトに携わるデザイナーに向いている書籍です。いずれ翻訳される可能性があるので、そのときに備えてメモ程度に見ていくと良いかもしれません。 UI is Communication UI デザインは利用者体験を考える上で、ほんの一部でしかありませんが、視覚的に表現されることから体験に大きな影響を及ぼします。UI デザインから利用者のこと、体験のことを掘り下げていく際、この
デザインが技術でしかないのなら、デザインは必要とされても、デザイナーは必要とされなくなる。 今この時代に「どのようなデザインをすべきか」を考えるきっかけのために本書がある。 —— ばるぼら(日本語版序文より) 本書には、100年にわたるデザインの潮流から、伝説的ともいえるグラフィックデザイナーたちの〈理論〉が収められています。自らが生み出すビジュアルと、それを裏打ちする思想や理論をもとに、社会の中であるべき「デザイナー」の姿を思索する——その鋭く、そしてときには挑発的な視点から紡ぎ出された彼ら自身の言葉が抜粋された、合計30人による24のアンソロジーです。 誰もが「デザイン」し、共有し、社会にインパクトを与えられる時代で、「デザイナー」であるとはどういうことなのでしょうか。本書からは、そうした問題の歴史的な流れだけでなく、デザイナーたちの考え方から多くの示唆が得られます。彼らの言葉を受け止
メトロポリタン美術館をはじめとする美術館やニューヨーク公共図書館(NYPL)などの公共図書館では、所蔵作品や地図、古書などのデジタルアーカイブをパブリックドメインとして公開する動きがみられるようになってきた。 ニューヨークの「ソロモン・R・グッゲンハイム美術館」もそのひとつだ。 ・グッゲンハイム美術館所蔵のアートブック200冊以上が無料でダウンロードOK 「ソロモン・R・グッゲンハイム美術館」では、2012年以降、所蔵するアートブックのデジタルアーカイブを、非営利の電子図書館「インターネット・アーカイブ(Internet Archive)」で開放してきた。 現時点で公開されているのは、著名な芸術家であるパブロ・ピカソやオーストリアの画家グスタフ・クリムト、ポップアートの代表的な画家として知られる米国のロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)らを採り上げた書籍を含め、200
Yayoi Kusama's Alice's Adventures in Wonderland I worked with Penguin and Yayoi Kusama to create a version of Alice's Adventure's in Wonderland using her artwork. Kusama's dot patterns have infiltrated the text and have made some of the layouts go slightly awry... Not only did I design the book, I also designed Louis Vuitton's very limited edition package that was signed by Kusama and packaged wit
広告デザイン、グラフィックデザインの 絶対的指針となる不朽の名著がついに復刊。 20世紀を代表するグラフィックデザイナー、ポール・ランド。 そのデザイン哲学のすべてがここに。 ---------------- 「ポール・ランドは理想主義者であり、現実主義者でもある。 詩人の言葉とビジネスマンの言葉を同時に操る。 ニーズと機能の視点から考える・・・・・・が、 そのファンタジーは果てしなく広がる」 —— モホリ=ナジ・ラースロー ---------------- 本書は、広告デザインやグラフィックデザインの在り方に大きな影響を与えてきたポール・ランドの名著『Paul Rand: A Designer’s Art』復刻版の完訳です。ポール・ランドのデザインに関する思想が、彼が制作した素晴らしい作品とともに簡潔に語られています。作品集として紹介されることもある本書は、IBMやUPSのロゴ、雑誌の表
「グラフィックレコーディング」とは、会議やミーティング、あるいはカンファレンスやワークショップなど、さまざまな立場の人たちが集まる場所で行われる議論を、グラフィックによって可視化することで、より良い対話をもたらし、課題解決に導く手法です。 本書は、この分野の第一人者 清水淳子さんを著者に迎え、これからグラフィックレコーディングを始めたいと思っている方や、自社の会議に課題意識を持っている方にとって、最適な入門書となる一冊です。グラフィックを利用して参加者の目線を揃え、発言を促進し、課題発見〜アイデア創出に至らしめるグラフィックレコーディングについての日本初の書籍。 ※本書は「天アンカット」という製本形式を採用しております。ブックデザインとして本の上部を裁ち落とさないようにしています。 ISBN:978-4-8025-1028-8 定価:本体2,000円+税 仕様:A5判変型/152ページ 発
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く