haineko2003のブックマーク (84)

  • ダグラムの感動 - jun-jun1965の日記

    私は『太陽の牙ダグラム』が好きだった。ちょうど私の予備校生時代から大学二年にかけて放送されていた。おもちゃが売れたため異例の延長になったが、アニメ評論家の間ではひどく評判が悪いという、『ガンダム』や『イデオン』とは逆の結果となった連続アニメだった。 これは、地球連邦からの独立戦争を描いたもので、主人公の少年は、連邦評議会議長の息子でありながら、独立軍に身を投じるという役回り。ヘルムート・ラコックという冷徹な政治家が悪役で出てきたが、これはいいキャラだった。他の戦争ものロボットアニメに比べて、「政治」が描かれる比重が高かったのも、私が気に入った理由だが、それも当時の評論家からは、大人が見ても感心するほどには描かれていないなどと散々に言われていた。しかし富野アニメの、未来社会なのに一族が王族のように軍事司令官をやっているというファンタジー的な設定に比べて『ダグラム』はよりリアルで、言いがかりで

    ダグラムの感動 - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/11/16
    保守本流「正義を貫徹するよりも妥協が必要な場合もある、というような世界観」。対するに、死ぬまで永遠の青年(きどり)「こういう、永遠に生きるつもりでいる人というのは、しばしばいるものだ。」幼稚な文化人。
  • かっちゃん - 内田樹の研究室

    隔週で短いエッセイを連載をしているので、『AERA』が毎週送られてくる。 寝転がって今週号をぱらぱら読んでいたら、なかほどのグラビアに「特別企画21世紀大学」というタイアップ記事があって、そこに昭和大学が取り上げられていた。 あら・・・と思って、半身を起こして頁に目をこらしたら、小口勝司理事長が笑ってこちらを向いていた。 「かっちゃん」は日比谷高校の一年生のときの級友である。 ぼくは大田区のはずれのカントリーフレイバーな中学から日比谷高校に入って、がちがちに緊張していて、一年生のときから勉強ばかりしていた。 「かっちゃん」は神田明神の境内に住んでいる江戸っ子で、ぱりっとしたシティボーイだった。 ぼくはなんとなく敬して遠ざけ、前期の半年の間、たぶん一度も口をきいたことがなかった。 後期になってぼくは生徒議会の議員というものに選出され、その集まりが昼休みにあり、午後の授業に数分遅刻して教室に入

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    haineko2003 2008/11/14
    いるんだよな、どのクラスにもそーゆーのが一人。小林君。
  • 猫を償うに猫をもってせよ

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    haineko2003 2008/11/12
    (死刑)廃止論喫煙者は肺がんで死んでしまったけど、存置論喫煙者は(憎まれ口たたいて)100歳まで生きると思う。ディレンマがないから。
  • 不思議なアンケート - 内田樹の研究室

    少し前に某誌からアンケートがあった。 「人生の中で一度は読みたい未読の」というものである。 なかなか興味深い趣向である。 「読みたい」と思っていながら、なぜか手に取ることや読み通すことに抵抗が働くような種類の書物が存在する。 そのリストを示すことは、その人の無意識の心的傾向を知る上の重要な手がかりになるであろう。 私は『大菩薩峠』を選んだ。 白井喬二の『富士に立つ影』と並ぶ「めちゃめちゃ長い時代小説」の双璧であり、主人公の机竜之助がとちゅうでいなくなって、別の人が主人公になる(らしい。読んだことがないからよく知らないのである)。 故・今村仁司先生が激賞されていたので、ぜひいつかは読みたいものだと思っていたので、回答にこんな文章を寄稿した。 「一生に一度は読んでみたいと思いつつ読んでいない」という企画は、やってみたらあまり個性的なセレクションにならなかったのではないかと思う(編集者はちょ

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    haineko2003 2008/11/12
    まるでボルヘスの短編のようなアンケート。(集合的無意識が選ぶ)未知の本の図書館。
  • ■ - jun-jun1965の日記

    もし日に、死刑存置論者の禁煙ファシストというのがいたら、ディレンマに苦しんでいるに違いない。国連では、死刑廃止は世界の「すう勢」だと日への不満を表明したと報道された。「趨勢」くらい書けよ新聞、であるが、もしその者が「世界の趨勢だからと言って従う必要はない」と言えば、禁煙もまた世界の趨勢であるから従えという理屈が破綻するからだ。これに引っかかりそうなのが橋下徹である。橋下は、禁煙化は世界の趨勢だと豪語しているが、なら橋下よ、死刑廃止も世界の趨勢であるから、光市殺害事件で死刑判決を免れようと努めた弁護団に対して謝罪せねばならなくなるだろう。どうする橋下、どうするファシスト。 そういえば亀井静香は死刑廃止論者で、綿貫民輔は禁煙推進議員連盟会長である。ということは、国民新党は「世界の趨勢に従う党」ということになるね。 私も知っているさる大学教授は、飛行機に乗れないそうである。西洋文学が専門なの

    ■ - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/10/31
    死刑存置論喫煙者バンザイ。死刑廃止論禁煙者=健康国家ファシストは氏ね、になるのかな。「私を裏切らないから好き」という愛犬家や愛猫家で死刑存置論&嫌煙家の人がよくいる。最悪。廃止論喫煙者もうざい。団塊?
  • 若者は連帯できるのか? - 内田樹の研究室

    土曜は愉しい合気道と例会。 日曜は一日校正と原稿書き。 ゲラがどんどん送られてくるので、どんどん送り返す。 この二週間に3冊分再校した。 ということは近々に(たぶん来月)3冊が出るということである。 『橋治と内田樹』(筑摩書房) 『昭和のエートス』(バジリコ) 『街場の教育論』(ミシマ社) 一ヶ月に3冊というのはこれまでにたぶん例がない。「月刊ウチダ」どころか「週刊ウチダ」である。 律儀に買ってくださる方々にはご出費をおかけして、まことに申し訳ない(ほんとにすみません)。 でも、この集中豪雨的な出版が一段落すると、しばらく(たぶん来年の初夏くらいまで)は『知に働けば蔵が建つ』の文庫化以外には新刊は出ないはずである(希望的観測)。 このあとのラインナップは『街場の家族論』『日辺境論』『クリエイティブ・ライティング』二部作。ゲラの山にまみれる生活はまだなかなか終わりそうもない。 『昭和の

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    haineko2003 2008/10/21
    自立した「自分らしさ」がないものには連帯は不可能。
  • 久しぶりに - jun-jun1965の日記

    パイプクラブに寄稿しました。 http://www.pipeclub-jpn.org/column/column_01_detail_39.html そういえば、ドイツでは6月に、禁煙法に対する違憲判決が出ていたのを忘れていた。禁煙ファシズムは連合国主導だね。 やあ困った。『新刊展望』11月号で、川村湊先生が、西村賢太と私を並べて「新私小説派」などと呼んでおられる。ううむ・・・川村先生、極悪人なんて言ってすみません、×野頼×のあれは褒め殺しですよね。 - 中桐雅夫の代表詩集『会社の人事』(1976)に、「ことばの言い換え」という詩が入っている。 彼の死は、自殺ではなく自死だという人もあるが、 死はいくら言い換えても死だ、 言い換えに浮き身をやつすのは、 中味の薄さをごまかすためにすぎぬ。 ことばは時とともに変わる、しかし忘れるな、 変える必要がないものは変えないことが必要だ。 変える必要が

    久しぶりに - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/10/18
    笙×頼×は絶滅危惧種のチャンピオン。抱卵しても孵らないから飼い殺し。
  • 1968 - 内田樹の研究室

    A 新聞から電話取材で「68年」の総括。 そういえば、このところ「全共闘運動とは何だったのか?」というようなことをときどき訊ねられる。 三月ほど前に、『週刊昭和』だったかしら(違ったらごめんなさい)という雑誌の「1968年号」にこんなことを書いた。 団塊の世代の元・活動家たちは個人的な「物語」を回想しがちであるが、私はむしろそのような「物語」を集団的に賦活させた「文脈」の方に興味があった。 全共闘運動が日をどう変えたのか、というのが私に与えられた論題であるけれど、この問いに対する私の答えは「日は変わらなかった」というものである。あれだけのエネルギーと少なからぬ犠牲者を出しながら、この政治運動は公共的な「よきもの」をほとんど日社会に贈ることなく姿を消した。しかし、ではどうして「日を変えない」運動があれほどの動員力と熱狂を産み出し得たのか。それを説明しなければならない。 養老孟司は東大

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    haineko2003 2008/10/17
    秋田明大と矢沢永吉は日大の同級生だった。最近知っておどろいた。ある意味2人とも尊王攘夷。
  • 親密圏と家族 - 内田樹の研究室

    N経済新聞社から難波の個室ビデオ放火殺人事件についての電話コメントを求められる。 別にこの事件に興味ないんですけど・・・と言いながら結局40分くらいしゃべってしまう。 容疑者は46歳で、もとM下電器のサラリーマンである。ちゃんと学校を出て、結婚もし、子もあり、家もあった「中流の人」である。 それがここまで一気に転落する。 転落を途中でい止めるための「セーフティネット」が機能していなかったということである。 親から家を相続して、それを売ってしばらく糊口をしのいだ時期がある。親からの贈与が「セーフティネット」として一時的には機能したのである。 けれども、それに続くものはもうなかった。 現代社会に「セーフティネットがない」ということ、その整備が必要であることは政治学者も社会学者も心理学者も指摘する。 けれども、その場合の「セーフティネット」とはいったい何のことなのだろう。 行政による貧窮者へ

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    haineko2003 2008/10/16
    ”だが、この「もっとも弱いもの」は本人の意思でそうなったわけではない” 縁あって家族になったのだから、見放しちゃダメだよね。できることは限られるかもしれないけれど。
  • ル=クレジオの思い出 - jun-jun1965の日記

    J・M・G・ル=クレジオがノーベル賞を受賞した。フランスからはクロード・シモン以来なので23年ぶりだ。 私は大学一年の時に、当時好きだった同じクラスのTさんと一緒に第三外国語のフランス語をとっていた。クラスからは彼女と二人きりで、けっこう嬉しかったはずだが・・・。先生は確かまだ非常勤の竹内信夫先生で、その年37歳だったが、翌年から東大助教授になった。一学期はもちろん文法で、二学期になるとル=クレジオの「ロンド」を読まされた。これは難儀だったが、1月に中央公論社の『海』2月号が、ル=クレジオの作品の翻訳を載せた。当時『海』は塙嘉彦編集長の下斬新な誌面を作っており、最晩年の里見紝の作品もここに載っており、毎月海外の新しい作家の翻訳を載せていて、村上春樹訳のレイモンド・カーヴァー特集もあった。 私はさっそくそれを買って、豊崎光一訳の「ロンド」を通読したが、あまり面白くなかった。それでもその『海』

    ル=クレジオの思い出 - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/10/12
    ちょうど今、竹内信夫他訳「ライプニッツのシステム」を読んでいた。ル=クレジオへの想いは、団塊と絲山秋子さんではぜんぜん違うんだろうな。Wikiがうまく紹介してる。「海をみたことがなかった少年」がマイベスト
  • 黒古一夫の村上春樹論 - jun-jun1965の日記

    私は『反=文藝評論』に徹底的村上春樹批判論を載せた時、黒古一夫による春樹論を見落としていたらしい。あの時はかなり網羅的に春樹論を見たはずなので、不明を恥じる。黒古には三冊の「村上春樹」を表題に含む著書があるが、うち一冊は私のあとで出たものである。また『村上春樹と同時代の文学』は、1990年のものだが、実際に春樹に触れているのは、『TVピープル』の時評めいた一文だけで、しかも最新の『村上春樹 「喪失」と「転換」の物語』は、第一部が『村上春樹 ザ・ロスト・ワールド』と同じなので、事実上黒古の春樹論は一冊しかないと言ってもいい。 つまらぬことから書くと、黒古は、『風の歌を聴け』を春樹の「デヴュー作」と書いている。古い文章から最新のまで「デヴュー」である。教養のないライターや佐藤亜紀などがよくこういう間違いをしでかすが、六十を過ぎてなお、「デヴュー」を英語のdeviewか何かだと思っているのだろ

    黒古一夫の村上春樹論 - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/09/26
    「私には分かっている。文学史を知っているから。」ここまで言ってもわからない人にはわからないし、そういう人はみんなの見えないところで変な画策をする。正当に評価されるべき人が消されていく。ひどい世の中だ。
  • こけら落し! - jun-jun1965の日記

    昔、柳生博が司会をする『ハンターチャンス』とかいうクイズ番組があった。クイズ番組にもいろいろあって、『カルトQ』のようにとんでもない細かい知識が必要なものもあれば、『ヒントでピント』のように、藝能人出演ながらそうとう頭がよくて知識がないと答えられないものもあったが、『ハンターチャンス』は凡庸なおばさん向けの、低レベル番組で、割と東大あたりの学生など、出演者をバカにしながら観ていたように思う。 その番組で、「秋は日が早く暮れることを、秋の日は、何というでしょう」という問題に、バコン、とボタンを押して、「こけら落し!」と叫んだおばちゃんがいたのを今でも覚えている。 因みに「柿落し」の「柿」の字は果物の柿とは微妙に違って、上のチョンと下の棒とがつながっているのだが、見た目は同じなのでみな代用している。 そういえば『アメリカ横断ウルトラクイズ』で、「一人で語るのはモノローグ、二人で語るのは」という

    こけら落し! - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/09/25
    秋の日は つるべ落とし 小さくしぼむ 帰り道(矢野顕子)
  • 光田和伸を追撃 - jun-jun1965の日記

    先日、光田和伸の『恋の隠し方』を批判したが、作家の秦恒平先生から、あれは自分が『慈子(あつこ)』という小説で書いたことと近い、と報せてきた。私は『慈子』は読んでいたのだが失念していた。秦先生は全作品をネット上で公開しているので、これである。 http://umi-no-hon.officeblue.jp/home.htm さらに秦先生の「兼好の思い」というエッセイもあって、これはネット上にないようなので、秦先生が送ってくださった現物を掲げておく。別に光田が剽窃したというような話ではなく、単に先行研究をちゃんと調べなかったのだろう。それにしても、光田はこの内容をインターネット放送で七年ほど前に流したという。いったい七年もたって、相変わらず内容スカスカというのは、その間何をしていたのだろうか。 - 旺文社「日歴史展望」第五巻『南北朝 分裂と動乱の世紀』瀬野精一郎責任編輯 所収 一九八一年七

    光田和伸を追撃 - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/09/20
    うぉっ。すごい。猫猫先生、秦恒平様、ありがとうございます。
  • 総合誌は生き残れるのか? - 内田樹の研究室

    四日目でようやく体内時計が日時間と同調した。 やれやれ。 終日『街場の教育論』の推敲。 去年の4月に、授業ではできたばかりのサイバー大学(福岡市、ソフトバンクが出資する株式会社立大学)について「この大学はユビキタス大学の失敗例となるだろう」と予言している。 理由はビジネスマンは「師弟の対面状況」の重要性を理解していないからだと書いているが、サイバー大学が単位認定と非認定大学(学位工場)からの学位で新聞記事になるような問題を起こした後にになるので「なんだあと知恵じゃん」と思われるだろうな、きっと。 教育再生会議の批判ももうあまり新味がない(というか、これほど短期間に教育問題に対する世論が「冷めた」ということに驚く)。 一昨年暮れから去年はじめにかけては、日中が教育問題でわきたっていたのにね。 そういう言論状況のなかで、長期にわたってリーダブルであるようなものを書くというのは、なかなかむ

    haineko2003
    haineko2003 2008/09/17
    やれやれ。日本全体が金魚生活(楊逸)なのかもしれない。
  • フランスてれんこ日記 - 内田樹の研究室

    9月11日(木) 今日でフランスとお別れである。 とにもかくにも学生全員研修を終え、無事に帰国の途につくことができたことをフランスの天神地祇に感謝せねばならぬ。 ノートルダムの神様、サンジャンの神様、サンセヴランの神様、みなさまどうもありがとう。 朝起きて荷造りをする。 とりあえずかさばる汚れ物はどんどん棄ててゆく。も棄てる。辞書も棄てる。『地球の歩き方』も棄てる。 荷物の中に瓶もの(ワインとオリーブオイル)があるので、Tシャツでぐるぐる巻きにする。 最後に味噌汁をつくって飲む。 今回の旅行でいちばんよく使ったのはこのマルコメの一人用パックみそ汁である。 21個入り、ちょうど3週間分あり、それを飲みきった。 今回の旅はこれで必須アミノ酸を補給したようである。 日に帰ったら何をべようか考える。 もりそば、冷や麦、胡瓜と茄子のぬか漬け、白いご飯に納豆と生卵、お豆腐の味噌汁、鰺の干物に大根

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    haineko2003 2008/09/12
    やはり”ごろごろ”は、じぶんちに限る。
  • http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20080911/p2

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    haineko2003 2008/09/11
    無知のままで一生を終わるってのもなぁ。幸せな人生には違いないけど。
  • 凡人の連想 - jun-jun1965の日記

    草柳文恵が自殺した。どちらかというと私好みの美人だったのでややショックである。父の大蔵はハンサムだったが、随分たくさん女性論を書いていた。文恵は昨年病気の手術をして、悩んでいたというから、悪い病気だったのかもしれない。かつて棋士の真部一男と結婚したのだがこれもハンサムだった。ところが真部は評論家の小沢遼子とダブル不倫をして、当時藝能レポーターに「真部さんとはどういうご関係なんですか!」と訊かれた小沢は、シラッとして「恋人です」と答えていた。それで真部とは離婚。その真部も昨年病死した。小沢は15歳年上で、美人でもない。さぞショックだったであろう。なぜ小沢が真部を恋人にしえたかというと、・・・・・・が良かったのだろう、などと思う。 さてミクシィのニュースで日記を書いていてトップに上がっていたのが、「美人なんだから貢いでくれる男もいたろうに」とかあって、病気だったとか、そういう情報が入る前に書い

    凡人の連想 - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/09/10
    ”父の大蔵はハンサムだったが、随分たくさん女性論を書いていた。”逆接の助詞「が」が効いている。いつも泣きそうな顔してたおじさんという印象があるけど、罪な人だったんだろうな(自分だけは罪から免れていて)
  • 名乗らないチブル星人 - jun-jun1965の日記

    『ウルトラセブン』の「アンドロイド0指令」は、『怪獣総進撃』のキラアク星人役の小林由岐子が突然美しい姿を現すのだが、金髪なのをフルハシもアマギも変に思わない。それはともかくここに出てくるチブル星人の「チブル」というのは、沖縄語で頭という意味だとよく言われるが、実は編中で一度も「チブル星人」と名乗らないし、そういう語も出てこない。『ウルトラセブン』は他のウルトラシリーズのように、登場怪獣怪人の名をクレジットしないから、テレビだけ観た人には、この星人は名無しのままなのである。にもかかわらずみながチブル星人だと知っていたというのは、少年雑誌とか学習雑誌で盛んに書きたてたからであろう。「盗まれたウルトラアイ」にしても、彼女は「マヤ」なんて名乗っていないのだ。これは怪人ですらないから、私の記憶では、だいぶ後になってマヤと名づけられた気がする。 - 長年買い続けてきた雑誌『相撲』だが、もう買う気を失

    名乗らないチブル星人 - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/09/09
    "大相撲、もう廃止しろや"タイミング的にも佐藤優の陰謀論の世界。「話が通じない人」から「話が通じる人」に代ってメデタシメデタシとはいかない。しかし、親方には言わないからしゃべれで告白しちゃうってかわいい
  • 連合赤軍事件はひたすら愚劣である - jun-jun1965の日記

    私は、連合赤軍あさま山荘事件について、オウム真理教の地下鉄サリン事件と同様の、あるいは三島由紀夫の自衛隊乱入割腹事件と同様の、愚劣な、無意味な事件だとしか思っていない。ただし、フランス革命についてはそう思っていない。これらが愚劣なのは、結局は社会全体や国家の変革などまったく成し遂げられず、単に人が集団を作って何かを信奉して蹉跌した際の、行き場を失った精神エネルギーが起こした病的な事件だからである。のみならず私はドストエフスキーの『悪霊』についても、何の関心もない。 連合赤軍事件については、高橋和巳の「内ゲバの論理」を一読すれば用は足りる。人間はどうやら、集団を作ると狂気に陥るものらしい。むろん、孤独であることによって陥る狂気もあるが、私は中庸を尊ぶから、いずれもよしとしない。集団がもたらす狂気は、単に狂気なのであって、私はあさま山荘事件の連中に何一つ共感するところはない。人殺しども、と思う

    連合赤軍事件はひたすら愚劣である - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/09/08
    全面的に同意。つっこみそうになって自分の無知がわかる。『すばらしき愚民社会』は良書。”現代日本では、知識人やマスコミがいろいろとタブーを作ってしまったために、時に「大衆」のほうが真実を捉えている。”
  • 全共闘世代のバカ左翼・黒古一夫 - jun-jun1965の日記

    別に「全共闘世代」といわれる世代がみなバカなわけではないのだが、「全共闘世代的意識」なるものが実に愚劣な日文化のクズであることはもはや言うまでもない。 http://blog.goo.ne.jp/kuroko503/m/200808 これは黒古一夫という筑波大学教授(元は図書館情報大学教授、統合により筑波大教授)だが、まさにそのようなクズの一人である。栗原さんはもちろん、問題になった作品をみな読んで書いている。『黒い雨』について自分が書いたものが参照されなかったのが不満なようで、それはお気の毒というしかないが、この書き方ではまるで栗原さんが豊田清史の肩でも持っているようである。栗原さんは豊田と相馬正一の論争を紹介しつつ、できるだけ客観的に記述しているのだ。だいいち、『重松日記』が公刊された2001年以後は、誰もがこれと『黒い雨』を比較して自分で判断できるようになっているのだから、黒古がガ

    全共闘世代のバカ左翼・黒古一夫 - jun-jun1965の日記
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    haineko2003 2008/09/06
    ブログをみたけど、彼は「バカ左翼」というより「ただのバカ」みたい。栗原裕一郎さんの本はいま読んでますが、『非望』と久米正雄『破船』との(血縁)関係を示唆されてるところは「惜しい!」と思ってしまった。