女性の味方だったはずの“財界の超大物”が盗撮とはビックリだ。 日本IBMの元社長、大歳卓麻氏が8月22日の朝、東京・四ツ谷駅のエスカレーターでiPod内蔵のカメラを使い、女性のスカート内を盗撮したとする容疑を認めたため、警視庁は近く書類送検する見通しだ。 63歳の大歳氏は三菱UFJフィナンシャル・グループ、明治安田生命保険、カルビー、TOTO、花王の5社で社外取締役を務めており、総務相の諮問機関・情報通信審議会の会長という肩書を持つ人物。いずれも今回の件を機に辞任しているが、これまで同氏は特に女性が社会で働くことを熱心に応援してきた人物だった。 犯行当日も大歳氏は富山県で、女性管理職の割合が全国平均を下回っていることから女性の活躍推進をテーマにしたシンポジウムに講師として出席する道中であり、主催の富山県女性財団の関係者もこれには「信じられない」と絶句している。 4年前にはIBMの女性技術者
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