(C)Hitchcock Ltd 2022ヒッチコック本人がナビゲートするスタイルで、「白い恐怖」「めまい」「北北西に進路を取れ」「サイコ」といった代表作の名シーンを解説するほか、現在日本では視聴が困難な「快楽の園」「ダウンヒル」など初期作品の本編フッテージも使用しながら、ヒッチコックの演出テクニックを視覚的に解き明かしていく。監督・脚本を手がけたマーク・カズンズと日本を代表するドキュメント作家、原一男との対談の一部を映画.comが入手した。 (C)Hitchcock Ltd 2022
最初から最後まで面白さが途切れない「ヴィーガンズ・ハム」(C)2021 – Cinéfrance Studios – TF1 Studio – Apollo Films Distribution – TF1 Films Production – Chez Félix Cinéfrance SAS – Cinéfrance Plus – Cinéfrance 1888 皆さんは人肉飯店映画というジャンルをご存じだろうか。名前自体は今私が書きながら勝手に考えたので存在しないが、そういう系統の映画がいくつか存在する。一番有名なのは、香港が誇る超問題作「八仙飯店之人肉饅頭」だろう。 実際にマカオで起きた事件をモチーフにしたこの作品では、人肉を原材料にした饅頭が提供される。他にもイギリスの小説に登場し、2度にわたって映像化もされた「スウィーニー・トッド」では、殺した相手の死体が人肉入りのパイとなり店
「七人の侍」写真:Album/アフロ[映画.com ニュース] 英国映画協会(BFI)が、1925年から2019年にかけて、それぞれの年の優れた日本映画を選定したリストを発表。計95本の多彩な作品がナインナップされている。 伝統的なトップ100などのランキング形式ではなく、年ごとにベスト作品を選ぶ形式とした理由について、BFIのサイト内では「特定の黄金時代やニューウェーブ、Jホラーや現代アニメの台頭などの要素を踏まえた上で、より革新的なものを示したかった」と語られており、今でも入手可能な作品という観点から、1925年をスタートの年に設定したという。 なかでも、54年を「史上最高の年」と位置づけている。リストでは黒澤明監督の「七人の侍」が選ばれているが、溝口健二監督の「山椒大夫」「近松物語」、成瀬巳喜男監督の「山の音」「晩菊」、木下惠介監督の「二十四の瞳(1954)」、五所平之助監督の「大阪
ティム・ミラー監督[映画.com ニュース] シリーズ最新作「ターミネーター ニュー・フェイト」でメガホンをとったティム・ミラー監督が、同シリーズ生みの親で今作のプロデューサーを務めたジェームズ・キャメロンとは今後仕事をしないと宣言した。米ハリウッド・レポーターが報じていている。 「ターミネーター ニュー・フェイト」は、キャメロンが脚本とプロデュースを担当し、久々にシリーズに復帰した注目作。「アバター」の続編4作品の製作で多忙のキャメロンに代わり、「デッドプール」のティム・ミラーが監督を務めることになったが、ふたりの関係は良好とは言えなかったようだ。 10月には、キャメロンがインタビューで「クリエイティブ面での戦いで発生した血しぶきを壁から拭き取っている最中だ」と発言し、ミラー監督との衝突を示唆。「この映画は炎のなかで生まれた。でも、クリエイティブなプロセスとは、そもそもそういうものだろう
ダブル主演の山田孝之と長澤まさみ(C)2018「50回目のファーストキス」製作委員会[映画.com ニュース] 俳優の山田孝之と女優の長澤まさみが、福田雄一監督の最新作「50回目のファーストキス」にダブル主演し、「そのときは彼によろしく」(平川雄一朗監督)以来10年ぶりに共演を果たしていることが明らかになった。かつてテレビ版と映画版の「世界の中心で、愛をさけぶ」にそれぞれ出演し、「セカチュー」ブームを巻き起こした2人が、今作では恋人役としてタッグを組む。 福田監督にとって初めて挑む王道ラブストーリーは、アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの共演で大ヒットした「50回目のファースト・キス」が原案。記憶障害に陥った女性と一途に思いを寄せる男性が繰り広げる、純愛を描く。オアフ島でツアーガイドとして働きながら天文学の研究をしている弓削大輔役の山田、新しい記憶が1晩でリセットされてしまう事故の後遺
各国の「ベイマックス」ポスター (上段左から)日本・アメリカ・ロシア・韓国 (下段左から)ブラジル・フランス・ドイツ・中国(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.[映画.com ニュース] ディズニーの長編アニメーション最新作「ベイマックス」が12月20日、日本で封切られ、週末2日間で興行収入6億円超という、ディズニーアニメでは「アナと雪の女王」に次ぐ好スタートを切った。 日本では主人公の少年ヒロとロボットのベイマックスの絆を中心に感動作として打ち出されたが、映画にはアクションヒーローものとしての要素もあり、観客からは「ヒロとベイマックスの絆に感動」という感想のほか、「ヒーローものとしてのそう快感に驚いた」「ロボットのディテールに感心した」といった声もあがっている。様々な要素を含んだ同作は、マーケティング手法も国ごとに多様性があり、マーケティングのシンボル
1位に選出された「ダイ・ハード」写真:Everett Collection/アフロ[映画.com ニュース] 情報誌Time Outニューヨーク版が、アクション映画のベスト100(100 Best Action Movies)を発表した。 このランキングは、ジョン・マクティアナン、リュック・ベッソン、ギャレス・エバンス、マーティン・キャンベル、ダニー・トレホ、ゾーイ・ベル、ヤヤン・ルヒアン、谷垣健治、園村健介らアクション映画の監督、アクション監督、俳優、スタントマン、評論家など50人以上がそれぞれ挙げたベスト10をもとに集計したもの。 その結果、第1位に選ばれたのは、ジョン・マクティアナン監督、ブルース・ウィリス主演の「ダイ・ハード」(1988)。日々の憂さを晴らし、自分にはできないことをやってくれる主人公の活躍を楽しむのが映画のひとつの醍醐味だとしたら、その最も純粋なかたちがアクション映
中島哲也監督最新作はミステリー原作の「渇き。」[映画.com ニュース]中島哲也監督の最新作「渇き。」(7月公開)の一部映像が3月6日、都内で行われた配給会社ギャガの2014~15年ラインナップ発表会で披露された。同時に2点の場面写真も解禁。この日は中島監督をはじめ、主演の役所広司と共演する新人女優の小松菜奈が舞台挨拶に登壇し、「今までとまったく違う作品になりそう。ハラハラドキドキ仕上げています。衝撃作、問題作を超えて誰にでも楽しんでもらえるエンタテインメント作品」(中島監督)と自信たっぷりに宣言した。 原作は第3回このミステリーがすごい!大賞を受賞した深町秋生氏のデビュー作「果てしなき渇き」。中島監督にとっては第34回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞などに輝いた「告白」(2010)以来約4年ぶりのメガホンとなる。 父親で元刑事の藤島昭和(役所)が、突如失踪した容姿端麗で優等生
山崎貴監督作「寄生獣」に出演する 染谷将太、深津絵里、橋本愛[映画.com ニュース] 累計発行部数1100万部を突破する岩明均氏の人気漫画「寄生獣」が、山崎貴監督(「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」)のメガホンにより、2部作で実写映画化されることがわかった。同作は、2005年に米ニューライン・シネマが原作権を獲得したため、日本では“手が出せない”企画として伝説化していた。しかし今年に入って契約期間が終了したため、日本で数十社による争奪戦が繰り広げられ、東宝が映画化権を取得した。 「寄生獣」は、月刊アフタヌーン(講談社刊)に1990年1月号~95年2月号に連載されていたSF漫画で、連載終了から20年近く経った現在も多くのファンから愛されている。ある日、空から飛来した正体不明の生物「パラサイト」が、鼻や耳から人間の頭に侵入、脳に寄生して全身を支配してしまうという設定。主人公の高校生・
「いのちの林檎」の一場面(C)2012 ビックリ・バン[映画.com ニュース] 奇跡のリンゴがひとりの女性の命を救った物語を取り上げたドキュメンタリー映画「いのちの林檎」(藤澤勇夫監督)が、7月13日から新宿武蔵野館でモーニングショー公開される。 同作は、重度の化学物質過敏症の女性・早苗さんとその命をつなぎとめたリンゴの話。ごく普通の生活を送っていた早苗さんが、自宅の新築により突然シックハウスになってしまう。その後、近所のゴルフ場の農薬散布で化学物質過敏症を発症、息ができなくなり、母とふたりで呼吸できる場所を探して車で旅に出る。 そして、ある日突然全てに拒絶反応が起こり、水が一滴も飲めなくなる。4日後には脱水症状があらわれ始める。しかし、化学物質だらけの救急車には乗れず、消毒液や化学薬品が充満している病院にも行けない。専門医の指示により浄水器を替えたが、うまくいかず途方に暮れた。 その後
涙ソムリエ・嵯峨崇司氏も太鼓判の感動作[映画.com ニュース] 切ない親子愛を描いた感動作「くちづけ」の公開を記念し5月21日、能動的に涙を流すことによって心のデトックスを図るイベント“涙活(るいかつ)”とのコラボレーション試写会が都内で開催された。上映前には“涙ソムリエ”の嵯峨(さが)崇司氏による詩の朗読が行われ、観客を心地良い“涙”の世界へと誘った。 劇作家で俳優の宅間孝行が主宰し、2012年をもって解散した劇団「東京セレソンデラックス」の名作舞台を、堤幸彦監督が貫地谷しほりを主演に迎えて映画化。知的障害者の自立支援グループホーム“ひまわり荘”を舞台に、知的障害のため心が7歳児で止まってしまった純粋な娘マコ(貫地谷)と、父親で元人気漫画家のいっぽん(竹中直人)が織りなす父娘愛を描き出す。 近年、OLやサラリーマンの間で密かなブームとなっている“涙活”。それぞれの人の泣きのツボにあった
(左より)ギャレス・エバンス監督、ヤヤン・ルヒアン、 嗣永桃子、イコ・ウワイス[映画.com ニュース] インドネシア発のアクション映画で、ハリウッドリメイクも決定した「ザ・レイド」の公開を記念し9月26日、新宿駅前広場でアクションイベントが開催。出演のイコ・ウワイス、ヤヤン・ルヒアン、ギャレス・エバンス監督に加え、特別ゲストとしてアイドルグループ「Berryz 工房」の“ももち”こと嗣永桃子が登壇し、生アクションを披露した。 同作は、麻薬王が支配する30階建ての高層ビルに強制捜査(=レイド)に入った20人のSWATと、それを迎え撃つギャングたちの攻防を描くノンストップ・アクション。銃、剣、そして世界最強とも言われる格闘技“シラット”による肉弾戦が繰り広げられる。 大歓声に迎えられた嗣永は、「みんなのアイドル、今日もかわいいももちです! 今日もももち、人気者ですね」とうっとり。映画の感想を
「一九〇五」に出演するトニー・レオン(中央)と 中国語のセリフに挑む松田翔太と前田敦子[映画.com ニュース] 世界的な知名度を誇る俳優のトニー・レオンが、黒沢清監督の最新作「一九〇五」で日本映画に初出演を果たすことがわかった。日本と台湾で大規模なロケが行われる今作には、松田翔太と前田敦子の出演も決定。1905年の横浜を舞台に、全体のセリフの約90%が中国語で撮影される意欲作で、男女3人が国境を越えて織りなす壮大なスケールのアクション大作となる。 黒沢監督にとって、日本映画でありながら初めて手がける外国語映画となる今回のプロジェクトは、2009年に実現に向けて大きく動き出すことになる。プレノンアッシュの篠原弘子プロデューサーは、「『欲望の翼』以来、トニー・レオンの映画を何本か配給するなかで、いつか我々の企画で彼の主演映画を一緒に作ろうということになり、7年前に彼と具体的な話をした」と述懐
確保した3人の裏切り者を前に “任務完了”ポーズのレイドマン[映画.com ニュース] 上映時間102分のうち約85分がアクションシーンという、アジア発のノンストップアクション「ザ・レイド」の公開を記念して誕生したキャラクター“レイドマン”が、映画.comを急襲し強制捜査を敢行した。 30階建てのビルに巣くう麻薬王と、強制捜査に踏み込んだ20人のSWATたちの壮絶な戦いを描く内容にちなみ、現在Twitter上でもSWAT隊員のラマ(https://twitter.com/RAMA_theraid)、麻薬王の片腕マッド・ドッグ(https://twitter.com/MD_theraid)のアカウントに分かれてフォロワー獲得のバトルを繰り広げている同作。正義のSWAT隊員であるレイドマンが、ラマからマッド・ドッグにフォローを寝返った“裏切り者”がいるとにらみ、編集部に急襲を仕掛けた。 入口の
リブート版「ヴァン・ヘルシング」に 出演するトム・クルーズ写真:Chris Ashford/Camera Press/アフロ[映画.com ニュース] トム・クルーズがリブート版「ヴァン・ヘルシング」への出演契約を結んだと、エンターテインメント・ウィークリー誌が報じた。 「ヴァン・ヘルシング」は、ドラキュラ伯爵やフランケンシュタイン、ウルフマンなど、ユニバーサルが誇る往年のモンスターが登場するアクション映画で、バンパイアハンターであるヴァン・ヘルシング伯爵をヒュー・ジャックマンが演じていた。ユニバーサルは「ヴァン・ヘルシング」をシリーズ化する予定だったが、批評・興行ともに芳しくなかったため計画は立ち消えになっていた。 今回、ユニバーサルは、「トランスフォーマー」シリーズや「スター・トレック」シリーズなどを手がける人気脚本家コンビアレックス・カーツマン&ロベルト・オーチーの製作会社K/O ペ
1位は「トイ・ストーリー」写真:Album/アフロ[映画.com ニュース] 英Total Film誌が、史上最高のアニメ映画50本を発表した。 第1位に選ばれたのは、ピクサー・アニメーション・スタジオの「トイ・ストーリー」(1995/ジョン・ラセター監督)。初のフルCG長編アニメ映画として、世界中で大ヒットを記録した。同誌は、「非の打ちどころのないストーリーテリング、時代を超えたキャラクター、笑いの要素、いっぱいの愛情と優しさを兼ね備えた作品」と評している。 なお、第2位の「千と千尋の神隠し」を筆頭に、ジブリ作品ほか日本アニメも大健闘しており、「AKIRA」と「となりのトトロ」がトップ10入り。以降、12位に「火垂るの墓」、25位に「PERFECT BLUE」、26位に「もののけ姫」、35位に「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」、37位に「風の谷のナウシカ」、46位に「ハ
1人で見ないほうがいいかもPhoto:Album/アフロ[映画.com ニュース] 英エンパイア誌が、「落ち込む映画」ランキングのトップ10を発表した。 第1位は、主演ミッキー・ロークが数々の映画賞に輝いた「レスラー」(初夏日本公開)のダーレン・アロノフスキー監督作「レクイエム・フォー・ドリーム」。エレン・バースティン、ジャレッド・レト、ジェニファー・コネリーが出演した本作は、米コニーアイランドの寂れたアパートに住む孤独な女性と、ドラッグ中毒の息子が辿る哀しい人生の顛末を描き、バースティンはアカデミー主演女優賞にノミネートされた。ちなみに、同誌は「これを見たらビールを飲んで、もう二度と見ないと誓うこと」とアドバイスしている。 第2位はシドニー・ポラック監督、ジェーン・フォンダ、マイケル・サラザン主演の「ひとりぼっちの青春」。30年代の不況のハリウッドを舞台に、挫折と裏切りに満ちた人生を歩ん
至極ごもっともなご意見Photo:Rex Features/アフロ[映画.com ニュース] 04年度米アカデミー脚色賞、ゴールデングローブ作品賞を受賞したアレクサンダー・ペイン監督の「サイドウェイ」が、小日向文世、生瀬勝久、菊地凛子、鈴木京香をメインキャストに迎え、日本映画「サイドウェイズ」としてリメイク中。米カリフォルニア州ナパバレーでの主要場面の撮影はすでに終了し、今年秋の公開を待つばかりの同作に、オリジナル版でワインオタクの主人公を演じたポール・ジアマッティが、カメオ出演をオファーされ、断っていたことが分かった。 ジアマッティはWENNに、「どんな役かは分からないんだ。でも、ノーと言った。(そのカメオ出演は)自分のキャリアを貶めるんじゃないかと感じたんだ。『僕は何を演じればいいんだい、スシ職人か何かか?』と考えた」とオファーを蹴ったいきさつを説明。また、自分を一躍有名にした主人公マ
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