宮崎謙介議員の不倫報道に関連して、「週刊文春」編集部は「スポーツニッポン新聞社」に抗議文を送った。2月9日に「スポニチ」が掲載した「育休議員 自宅に女性連れ込み」と題する記事は、翌日発売の「週刊文春」のスクープ記事「育休国会議員の“ゲス不倫”撮った」の核心部分を無許可で報じている。 スポニチは同記事で「(宮崎議員に)不倫疑惑が浮上した」と、あたかも独自スクープのように書いた上で、「この“ゲス不倫疑惑”の一部始終を、あす10日発売の『週刊文春』が報じるとの情報がある」とした。その結果、フジテレビや夕刊フジなどは「スポニチが報じた」という形で宮崎議員の不倫問題を報じ、視聴者や読者をミスリードした。 こうした行為は“スクープ泥棒”そのものであり、「週刊文春」編集部は、「スポニチ」報道局長の磯部亨氏あてに抗議文を送り、紙面での謝罪を求めている。