わいせつ目的で磐田市が管理する女性の個人情報を不正に入手したとして、磐田署に市個人情報保護条例違反の疑いで再逮捕された市職員の容疑者(36)=同市中泉=が、市役所の業務用パソコンを使って住民基本台帳や課税台帳を閲覧し、女性の住所などを特定していたことが24日、同署への取材で分かった。市は同日、市役所で会見を開き、渡部修市長が「市民の信頼を損ない、本当に申し訳ない。再発防止に全力を挙げる」と謝罪した。 容疑者は市税課副主任。市によると、庁舎内のパソコンから基幹業務システムにアクセスして、個人の住所や生年月日などを記録した住民基本台帳や、所得状況などが分かる課税台帳を閲覧できる立場だった。 市は今後の対策として、全職員対象の研修会の実施、勤務状況の監視強化などを挙げた。容疑者や上司の処分は「事実関係が分かり次第検討する」とした。 静岡県内水面漁連専務を逮捕 伊東、死亡ひき逃げ容疑 (201