思春期に入ると、ニュース沙汰になるような攻撃性の事件を起こす子どもが出てきますよね。 アメリカではこうした思春期の子供の攻撃性を調べるため、血液検査を開始。 そうすると、小学生時代に、ビタミンDが不足して育っているケースが多いことがわかってきました。 詳細を見てみましょう。 ビタミンDが不足した子供は攻撃的に? アメリカのミシガン大学の研究で、思春期の子供で、攻撃性があったり、規則を守らない問題児、そして不安感や抑うつ症状を持ちやすい傾向がある場合、幼少のころにビタミンD欠乏状態であるケースが非常に高い、ということがわかってきました。 研究チームは、コロンビアに住む5~12歳の子供を対象に、血中のビタミンD濃度の検査を行いました。 その結果、ビタミンD濃度が低かった子供は、その後の追跡調査で、ビタミンD濃度が高かった子供よりも、6年後に、問題行動をとるケースが非常に高かったのです。 ビタミ