ネットで調べごとをしていたところ、手作りで電球つくっている会社というのを見つけた。さらに調べると、その電球には数々の職人の技が生きているということらしい。 昨日までべつだん電球には興味がなかったのだが、電球と職人技、一見ミスマッチに思えるこの組み合わせで、俄然興味がわいてきた。ぜひとも取材させてください! (text by 石川 大樹) なぜ手作り電球なのか 僕がネットで見つけた手作り専門の電球会社とは、荒川区にある細渕電球さん。なぜ電球を作るのに、機械ではなく手作りなのか。それは機械より人間の手ほうがうまくできるから。えっ、うまくできるってなにが?それは職人さんの技を見てもらいながらご説明しましょう。さっそく、工場見学スタート! フィラメントの取り付け 細渕電気さんの得意技は、極小電球づくり。ということで、冒頭からいきなり超緻密な作業が始まる。 まずは電球のフィラメントを、フィラメントを