去年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、ことし12月3日に地球の重力を利用して進路を変更する「スイングバイ」を行い、目的の小惑星に向かうと発表しました。 この「はやぶさ2」について、JAXAは27日、記者会見を開き、地球の重力を利用して進路を変更する「スイングバイ」をことし12月3日に行い、目的の小惑星「1999JU3」に向かうと発表しました。その準備のために、6月上旬から1週間程度、搭載したイオンエンジンを作動させるということで、目的の小惑星には今から3年後の2018年夏ごろに到着する予定です。 今月から新たに「はやぶさ2」の「プロジェクトマネージャ」に就任した津田雄一さんは「出だしが順調なのは幸いだが、運用は始まったばかりだ。気を引き締めて当たりたい」と話しました。