67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸した欧州宇宙機関の彗星着陸機「フィラエ」のイメージ図(2013年12月20日公開)。(c)AFP/ESA MEDIALAB 【8月13日 AFP】欧州宇宙機関(ESA)の彗星(すいせい)着陸機「フィラエ(Philae)」は、同機が着陸を果たした彗星が13日に太陽に最接近する「近日点」を通過する際にも、高温による絶体絶命の危機に見舞われることはない見込みだ。 昨年11月に母機の周回探査機「ロゼッタ(Rosetta)」から彗星表面に降下したフィラエは、荒っぽい着地となり、目的地からそれて着陸したが、これが逆にプラスに働いたという。 ドイツ航空宇宙センター(German Aerospace Center、DLR)の広報担当、マヌエラ・ブラウン(Manuela Braun)氏は「これによる不都合がいくつかあった。スケジュールすべての変更を余儀なくされ、こ