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2016年3月17日のブックマーク (2件)

  • 空前絶後の高精度、日本のX線天文衛星がすごすぎる 30年来の期待を乗せて「ひとみ」が宇宙に飛び立った | JBpress (ジェイビープレス)

    先日、重力波検出のビッグニュースが世界を驚かせましたが、実はそれと前後して、もう1つの重大宇宙ニュースがこの日から発信されていました。研究者や天文・宇宙ファンのあいだでは、すでに大きな話題となっていましたが、一般的にはそれほど知られていないかもしれません。 2016年2月17日、種子島宇宙センターからH-IIA(「エイチツーエー」と読むと通に見られます)ロケット30号機が打ち上げられました。 H-IIAロケット30号機は、ペイロード(積荷)として搭載したX線天文衛星「ASTRO-H(アストロエイチ)」を、予定どおり高度574~575キロメートルの軌道に投入しました。 ASTRO-HはX線天文学の分野で世界最高の性能を持つ宇宙X線観測衛星です。これまでの100倍の感度を持ち、なんと80億光年先のブラックホールも観測することが可能です。今回、同時に3機の小型副衛星と8機の超小型衛星も軌道に投

    空前絶後の高精度、日本のX線天文衛星がすごすぎる 30年来の期待を乗せて「ひとみ」が宇宙に飛び立った | JBpress (ジェイビープレス)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/03/17
    X線光子のエネルギーを熱に変えて測定する「X線マイクロカロリメータ」ASTRO-Eは打ち上げ失敗、「すざく」(ASTRO-E2)は不具合で機能せず。30年越しに「ひとみ」で実現
  • 超大質量ブラックホールの重力を振り切る「超光速噴出流」

    活動銀河M87の中心に存在する超大質量ブラックホールから噴出するジェットの運動を、日韓合同VLBI観測網を用いて高い頻度で観測し、ジェットの速度が見かけ上光速を超える「超光速運動」をブラックホールから噴出後わずか5光年に満たないところで検出することに成功した。 【2016年3月16日 国立天文台/国立天文台水沢】 多くの銀河の中心部には太陽の数百万倍から数十億倍の質量を持つ超大質量ブラックホールが存在することがわかってきている。これらのブラックホールは活動性が極めて激しく、物質を吸い込むと同時に強力なジェット噴射もしている。超大質量ブラックホールの約1割が起こすジェットは、電離したガス(プラズマ)噴出流が細く絞られた形状で、光速に近い速度で数千~数万光年にもわたって宇宙空間を突き進む宇宙最大級の高エネルギー現象だ。 しかし、超大質量ブラックホールの強力な重力を振り切ってどのようにジェットが

    超大質量ブラックホールの重力を振り切る「超光速噴出流」
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/03/17
    3か月~半年毎の観測頻度を2~3週間の頻度に。ジェットの速度が見かけ上光速を超える「超高速運動」をブラックホールから噴出後5光年に満たない地点で検出。ブラックホールに近い位置で加速されている