ことし1月、アメリカの研究グループが存在を予測した太陽系の新たな惑星「第9惑星」について、日本とアメリカの共同研究グループが、ハワイにある日本の「すばる望遠鏡」を使って実際に存在するのか、探索に挑戦することになりました。 予測では、直径が地球の2倍から4倍、質量が地球のおよそ10倍で、太陽の周りを1万年から2万年の周期で回っているとされています。 この「第9惑星」は実際に存在するのか、日本の国立天文台や東京大学のグループがカリフォルニア工科大学などと共同で、ハワイにある日本の「すばる望遠鏡」を使って探索に挑戦することになりました。 探索には、「すばる望遠鏡」に取りつけられている極めて高い感度で、広い範囲を撮影できるカメラを使用し、まず今月下旬から来月上旬にかけて、予測された場所の周辺を観測します。 この観測で手がかりを得られれば、さらに詳しい観測を行い、「第9惑星」の発見を目指すということ