1970年代を中心に活躍したイギリスの人気バンド「エマーソン、レイク&パーマー」のボーカルとベースをつとめ、前衛的な「プログレッシブ・ロック」と呼ばれるジャンルを切り開いたグレッグ・レイクさんが7日、死去しました。69歳でした。 それまでのロックにクラシック音楽の要素を取り入れてシンセサイザーも活用したサウンドが高い支持を受け、アルバム「展覧会の絵」や「タルカス」など、世界的なヒットを生み出しました。 レイクさんが活躍した2つのバンドはいずれも「プログレッシブ・ロック」を代表するものとなり、イギリスの公共放送BBCは「レイクさんは多くのバンドに多大な影響を与えたプログレッシブ・ロックの父だ」とたたえました。 「エマーソン、レイク&パーマー」のメンバーでは、エマーソンさんもことし3月に亡くなっています。