【▲ はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウ(Credit: JAXA、東京大学など)】小惑星「リュウグウ」からのサンプル採取を実施した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」は、今年12月に地球までサンプルを運んだ後に、別の天体へと向かう延長ミッションも検討されています。今回、小惑星の破片が集まってできたと考えられてきたリュウグウが、活動を終えた彗星なのではないかとする研究成果が発表されています。 ■表面物質の約60パーセントが有機物の可能性【▲ 2019年2月22日の第1回タッチダウン時の映像から作成された連続画像。矢印で示されているのが注目された破片。各画像の数値は動画のタイムフレームを示す(Credit: Pheasant Memorial Laboratory; 映像: JAXA 宇宙航空研究開発機構)】中村栄三氏(岡山大学惑星物質研究所)らの研究グループ(PM