12月6日に地球に帰還する「はやぶさ2」が、カプセル分離後に別の小惑星「1998 KY26」に向かうことが決まった。到着は2031年の予定だ。 【2020年9月15日 JAXA はやぶさ2プロジェクト/文部科学省】 JAXA宇宙科学研究所の小惑星探査機「はやぶさ2」は、9月15日から地球帰還に向けた最終誘導の段階に入った。「はやぶさ2」は12月6日に地球に帰還し、小惑星リュウグウのサンプルを格納したカプセルをオーストラリアのウーメラ砂漠に向けて分離することになっている。カプセルを分離した後の「はやぶさ2」は軌道修正を行い、地球から離脱する。 地球圏を離れた「はやぶさ2」にはまだイオンエンジンの燃料が半分ほど残っているため、プロジェクトチームは「はやぶさ2」をさらに別の天体の探査に向かわせる「拡張ミッション」を行うことを検討し、目標天体の候補として2個の小惑星「2001 AV43」と「199
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