北欧フィンランドの学校で2日、児童3人が死傷する銃撃事件があり、警察は、親族の拳銃を使って犯行に及んだとして、この学校に通う12歳の児童の身柄を拘束しました。狩猟が盛んなフィンランドは銃の所持が広く認められていますが、子どもによる学校内での銃の使用に衝撃が広がっています。 フィンランドの警察によりますと首都ヘルシンキ郊外の都市バンターの小中学校で2日、いずれも12歳の児童3人が銃撃され、このうち1人が死亡し、2人が重傷を負い病院で手当てを受けています。 警察はこの学校に通う12歳の児童が親族の拳銃を使って犯行に及んだとして、殺人などの疑いで身柄を拘束して背景や動機などを調べています。当初の調べに、容疑を認めているということです。 狩猟が盛んなフィンランドでは550万余りの人口に対して登録されている銃器は150万以上に上り、およそ43万人が所持を許可されています。 2007年に高校で、また2
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