仕事の大半がメールでやりとりされる昨今、短く感じのいいメールを書くことは重要なスキルのひとつ。達人たちによる、「最新メール作法」を場面別に紹介しよう。 社長からのメールをもらったことがあるだろうか。 ここ十数年間でネット環境の整備が急速に進み、さらには経営者の年齢層が若返ったことで、多忙なトップが自らメールを書くことも珍しくはなくなった。 経営トップに限らず、売れっ子の弁護士や作家、経営コンサルタントなど……。大物から届くメールは例外なく短い。 たとえば大手IT企業、LINEの森川亮社長は「パソコンからメールを書くときは5行ほど、スマートフォン経由なら1~2行になりますね」と、申し訳なさそうに告白する。 しかし、社長のメールが短いのは当たり前である。 現代のビジネスマンは、ただでさえ短い時間のうちに数多くの仕事をこなさなければならない。メールの処理には、それほど時間をかけていられないという
![頼みにくいことを依頼する -「1分で書く」ビジネスメール表現辞典【1】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3e2237592472672b78f9a9ada1add10784359975/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpresident.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2Fe%2F1200wm%2Fimg_5ef5cadb3b9c2f5087e2cde80ec0276712021.jpg)