都心に暮らす1970年代前半生まれ、いわゆる「団塊ジュニア世代」は、注文住宅志向が強く、家づくりに対するこだわりも強い。しかし、実際に家を建てるとなると、建築家に頼むよりも住宅メーカーに頼む人の方が多い──日経アーキテクチュアが実施したアンケート調査でそんな傾向が明らかになった。
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ほんとのところがどうか?というのはまあ別として、納得性の高い世代ラベリング2つ。 ひとつめは、5月11日付「日経流通新聞」の団塊ジュニアの調査から。よくよく読むと調査したのは『ファスト風土化する日本』(洋泉社新書y)の三浦展氏のカルチャースタディーズ研究所で、同書で提起されたコンセプト(地方の郊外化)も、現実に照らし合わせたとき納得性が高かったけど、今回の団塊ジュニア調査も、これまでの分析に比べ、より現実的のような気がする。カルチャースタディーズ研究所のWEBサイトをみると、この調査は継続しているようなので、少し追跡してみたい。 調査の内容は、以下の3ポイントにまとめられている。 (1)団塊ジュニア男性の48%は自分の属する階層を「下」と認識 (2)「独身貴族」は過去の存在。ただしパラサイト女性だけは例外 (3)「自分らしさ」志向は低階層の特徴。このタイプの消費者を狙うのは危険な戦略。 こ
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