山形県は2011年2月より、オープンソースのオフィスソフトであるOpenOffice.orgを、県庁の全パソコン約5600台に対して導入開始する。すでにいくつかの自治体がOpenOffice.orgを導入しているが(関連記事)、都道府県での正式導入は全国で初めて。 山形県ではコスト削減などを目的として、オフィスソフトの見直しを進めていた。2009年度から「オフィスソフトOpenOffice.org検討に係るワーキンググループ」を設置、評価を実施してきた(関連記事)。その結果、OpenOffice.orgが県の業務で利用可能であると判断し、今回の導入を決定した。 ただし、すべてのパソコンをOpenOffice.orgに移行するのではなく、外部の組織向けにMicrosoft Officeのファイルを作成する必要があるパソコンや、マクロを利用しているパソコンなどについては、Microsoft O
はじめに IT系の雑誌記事では「上流工程が大事」と言われ続けています。そして,システム屋は「経営がわからないとダメだ」「現場の業務知識が足りない」など言いたい放題に言われています。「餅は餅屋」という言葉があるように,従来は自分の専門分野をきちんとやっていればよかったはず。しかし,餅以外の知識や経験を求められるわけですから,はたから見ていると気の毒に感じるくらいです。 しかし現実には,「経営者の要求をミス解釈,業務知識の理解不足により使いにくい/使えないシステムができあがってしまった」という問題も少なくありません。だからといって,“今,できていない現実”という後ろ向きの話をするつもりはありません。「ビジネスがわからないシステム屋はいらない」と言わせないために,ワンランク上のシステム屋になるためのヒントを3回の連載を通してお伝えします。 システムはできた…けれども課題は山積み シス
2010年に発売されて話題となったiPadや、GALAXY Tabなどの大型画面を採用したタブレット端末やスマートフォンの発売により、電子書籍の本格普及が徐々に見えてきた。電子書籍に対応した端末も続々と登場しているなど、今年は電子書籍が本格的に注目されそうだ。 そんな中、本を自分で電子化する、いわゆる「自炊」がブームとなっている。実際の本だと何冊も持って歩くのはたいへんだが、自炊して電子書籍端末などに入れておけば、何冊でも持ち歩けるし、自宅の本棚も本であふれることはない。 自炊は、未経験の人には大変そうな作業に思えるが、ある程度しっかりした裁断機とドキュメントスキャナがあれば、拍子抜けするほど簡単だ。特にドキュメントスキャナの性能は大きなポイントとなり、世界中でトップクラスの導入実績を誇り、現在もっとも普及しているのがPFUのScanSnapシリーズである。 さまざまな紙文書を手軽にデジタ
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