文部科学省は、昨年のノーベル物理学賞を受賞した天野浩・名古屋大教授が進める「パワー半導体」の研究開発を支援するため、実験設備の導入費用として12億円を2014年度補正予算案に計上した。 「パワー半導体」は、交流を直流に変換したり、電流の周波数を変えたりと、電力の制御に使う半導体。天野教授は、青色発光ダイオード(LED)の材料となった窒化ガリウムを使い、制御の際の電力損失が少ない高性能のパワー半導体を研究している。文科省は、名大を拠点として研究開発を加速し、技術革新につなげる方針だ。 天野教授は名大を通じ、「内外の力を結集し、省エネルギーに大きく貢献できるよう研究にまい進します」との談話を発表した。
10日朝、新潟県湯沢町にある東京電力の水力発電所で屋根の大部分が崩れ落ちているのが見つかり、東京電力は屋根が積もった雪の重みで崩落したとみて詳しい状況を調べています。 10日午前6時半ごろ、新潟県湯沢町にある東京電力の水力発電所、「湯沢発電所」で、火災報知器が作動していると消防に通報がありました。 消防や警察などが到着して確認したところ、3階建てのコンクリート製の施設の屋根、およそ1200平方メートルのうち、大部分が崩れ落ちているのが見つかりました。 東京電力によりますと、施設の中には発電用のタービンが4基ありますが、屋根の崩落で運転は自動停止したということです。 施設は無人で運転しているため、けが人はいませんでした。 発電した電気は首都圏や新潟県内の家庭などに供給されていますが、ほかの施設からの供給に切り替えたため、東京電力は「電力供給に問題はない」と話しています。 東京電力によりますと
沖縄県の尖閣諸島などの領海警備を強化するため、海上保安庁が巡視船やジェット機を新たに配備する費用が9日の補正予算で閣議決定された。 日本の領海をめぐっては、尖閣諸島周辺で3年前の国有化以降、中国公船による領海侵入が続いている上、去年は小笠原諸島周辺で中国漁船によるサンゴの密漁が相次いだ。このため、9日に閣議決定した補正予算で、海上保安庁の領海警備の体制強化などの費用として255億円が計上された。 新型ジェット機を2機配備し、尖閣諸島周辺で新たに24時間の監視体制を構築するほか、小回りが効き船を追跡する能力を強化した巡視船を新たに3隻、増強する。 3隻の巡視船は2016年末をメドに尖閣諸島周辺の警備にあたる石垣海上保安部などに配備する予定。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く