大阪維新の会の松井幹事長が「二重行政の解消には制度を変える必要がある」と述べ、11月のダブル選挙で再び「大阪都構想」を訴える可能性を示唆しました。 大阪府、大阪市、堺市のトップと議員が一堂に会して大阪の課題を議論する大阪会議が初回から紛糾し、何も決まらなかったことに対し、維新の会の松井幹事長は29日の会見で改めて批判しました。 「第1回目の大阪会議で一番わかったのは、ものを決めることができない会議体だなと。」(大阪維新の会・松井一郎幹事長) このあとも延々と大阪会議の問題点を挙げ続けた松井幹事長。 ついには二重行政解消には「都構想」しかないと述べました。 「ずっと大阪会議で何も決まらないとなれば、(市民に)やはり制度を変えることが必要なんやと伝わるかなと思う。(5月17日に)廃案になっているわけですから、今まさにすぐにやり直すというわけではありません。」(大阪維新の会・松井一郎幹