東京電力福島第一原発の事故で、今も全域に避難指示が出されている福島県大熊町で、時間の経過とともに傷みが進んだ電気設備の改修作業の様子が公開されました。 25日、このうち大熊町で東北電力による改修作業の様子が公開されました。福島第一原発にほど近い夫沢地区では作業員があらかじめ放射線量を測定し、安全を確認したうえで、高所作業車を使って地震の揺れでひびが入るなどした電線を電柱に固定する器具を交換しました。また、別の地区では一時的に電流を止める「開閉器」と呼ばれる器具がさびていたため取り外したりしていました。 東北電力によりますと、帰還困難区域では、今もおよそ1万2000戸で電気が使えない状態だということです。東北電力相双営業所配電技術サービス課の佐河幹雄課長は、「住民がいつでもこの地域に戻って来られるよう、安心して電気が使えるための準備を進めていきます」と話していました。
今月16日の新潟県知事選で、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢を示して初当選した米山隆一氏(49)が25日、知事に就任して県庁に初登庁した。就任記者会見の冒頭、「大きな争点になった原発再稼働問題については、お約束させていただいた通り、まずは徹底的な検証を(有識者組織の)県技術委員会で進める。県民の命と暮らしが守られない現状においては、再稼働は認められない」と述べた。 この日は午前9時半ごろに県庁に到着し、職員や県民ら約500人の拍手で迎えられた。 米山氏は医師、弁護士。民進党を離党し、共産、社民、自由の推薦を受けて当選した。選挙期間中は、再稼働に慎重姿勢だった泉田裕彦・前知事の「路線継承」を掲げた。「原発事故の徹底的な検証がなされない限り、再稼働の議論は始められない」と訴え、自民、公明が推薦した候補を約6万3千票差で破った。 県議会は自民、公明の両会派で53議席中計36議席を占めてお
今月21日に最大震度6弱の激しい揺れを観測した鳥取県中部では、25日も体に感じる地震が続き、これまでの合計で230回を超えました。鳥取県倉吉市では、朝の気温がこの秋一番の冷え込みになり、各自治体は避難生活が続く中で、疲れがたまっている人もいるため、体調管理に注意するよう呼びかけています。 震源に近い倉吉市では、25日朝はこの秋一番の冷え込みになったものの、日中の最高気温は23度まで上がると予想され、寒暖の差が激しく、夕方からは雨も降る見込みです。各自治体は避難生活が続く中で疲れがたまってきている人もいるため、体調管理に注意するよう呼びかけています。 また、気象庁は、最初の地震が発生した今月21日から1週間程度は、最大で震度6弱程度の地震が起きるおそれがあるとして、十分注意するよう呼びかけています。 今月21日の地震で最大震度6弱の揺れを観測した鳥取県では、学校の校舎の壁がはがれるなどの被害
[ストックホルム 24日 ロイター] - 今年のノーベル文学賞に選ばれた米歌手ボブ・ディラン氏は、発表後2週間が過ぎても沈黙を守っているが、このまま沈黙を続けていると、賞金90万ドル(約9400万円)が受け取れない可能性がある。 【写真】ノーベル賞受賞者の顔ぶれ ノーベルの規則によると、賞金を受け取るためには、ノーベル賞の創設者であるアルフレッド・ノーベルの命日に当たる12月10日以降の6カ月以内に、「受賞の理由となった功績に関して」の講演を行なう必要がある。 ノーベル財団のスポークスマンは、ディラン氏は講演の代わりにコンサートを選択することも可能と指摘。「受賞者に適したアレンジを探している」とコメントした。また、講演はストックホルムで行う必要はない。2007年にノーベル文学賞を受賞した英国のドリス・レッシング氏は、病気が重く旅行ができなかったため、スウェーデンの出版社が同氏が書いた講演
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く