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ブックマーク / science.srad.jp (8)

  • 負極に昆布を使用すれば、リチウムイオン電池の容量が 10 倍に | スラド サイエンス

    せっかくなんで今回の話を理解するために必要なリチウムイオン電池の知識を. ・バインダー 電池の電極は基的に活物質とバインダーから出来ています. 活物質というのは実際にLiイオンを吸収・放出する材料です.ただ,粒子が大きいと内部までイオンが浸透するのが大変になる(使える容量が減る,充放電速度が遅くなる)ため,通常はナノ粒子化して使用します.こうすると表面積が増えてイオンの吸収・放出が速くなり(=充放電が速くなる),中心まできっちりイオンが入れるため容量もしっかり使い切れるようになります. その一方,ナノ粒子のままだとバラバラに崩れてしまいますし,集電極(外部と繋がっている電極)との電気的な接触も取れませんから,ナノ粒子をしっかり結びつけて全体の形状を保持するための「糊」が必要になります.これがバインダーで,今回の報告ではこのアルギン酸ナトリウムをバインダーとして15wt%使用しています.リ

  • 謙虚すぎる数学のヒーロー | スラド サイエンス

    ある会社で、非常に優秀な技術者がいた。彼は有能でほとんど毎四半期ごとに優れた成果を出していた。ただ、彼は非常に…よくいえば謙虚、悪く言えばシャイで、ある成果が彼の成果であることを調べるのは、彼の上司にとってかなりの労力が必要だった。 この会社の社長は彼に報いるために、毎回彼を社員ミーティングの場で表彰し、ボーナスを与えていた。彼はそのような場でも、自分はこのような表彰をされるに値するようなことはしていない、という趣旨のことを毎回述べていたが、誰も彼の主張に耳を貸そうとはしなかった。 で、10回目の表彰の直後、この技術者は辞表を提出した。 人事部があわててヒアリングを行った結果判ったのは、 彼は人前に出るのが苦痛であり、表彰式などは拷問でしかなかった事表彰されるたびに新しい仕事が降りかかっており、ろくに有給休暇も取れない状態になっていたこと彼にとって仕事を離れての有給休暇のほうがボーナスより

  • プログラマーに数学は必須 ? | スラド サイエンス

    データベース主導型のサイトを構築するのに線形代数が役立つわけでもなく、昨今のプログラミングで数学的スキルを要することはあまりない。それだけでなく、数学的スキルがなくとも上手くやっていくことだって可能といえる。 しかし、開発者である Alan Skorkin 氏は自身のブログ記事で、開発分野で当に面白い仕事にありつくには数学的バックグラウンドは必須との主張を展開している。我々の扱うデータセットはより大きくなっており、それとともに数学に主眼を置いたアルゴリズム分析も重要になり、数学スキルは不可欠なものになっていく Skorkin 氏は考えているそうだ。 プログラミングと数学的バックグラウンドについて、/.J 諸兄方はどのようにお考えだろうか ? また、自身だけでなく周りの開発者らをみて思うところなどもあればぜひ。

    hamasta
    hamasta 2010/03/31
    数学の勉強したい
  • 「力ある」者は嘘をついてもバレにくい ? | スラド サイエンス

    コロンビアビジネススクールの研究によると、権力の座にある (と感じている) 人は嘘をつくのが上手いとのこと (Columbia Ideas At Work の記事、家 /. 記事より) 。 人は嘘をつく時、否定的な情動が引き起こされたり、生理学的なストレスを感じたり、嘘がバレる恐怖を感じたりするとのこと。その結果、そわそわしたり、発話速度を変えたりと「嘘をついている」という合図を自ら発することが多いという。 しかし権力を持つものの場合、これらが軽減されることが分かったという。他者の社会的結果や金銭的結果を支配するといった力を持つと、人は認知能力が向上し良い気分になるという。「力を持つ」ことによる感情的、認知能力的、生理学的影響は嘘をつく時と正反対であり、権力ある者のほうが嘘によるマイナスの影響が軽減され、上手く嘘をつけるということだそうだ。 なお、高い地位にある人が皆嘘をつくのが上手いと

    hamasta
    hamasta 2010/03/27
     自己認識が行動パターンを変える
  • 何度も同じような「痛い目」にあうひとはセロトニン不足? | スラド サイエンス

    読売新聞によると、「何度も痛い目に遭う」という人は、脳内の神経伝達物質「セロトニン」が不足しているという研究結果が発表されたそうだ(The Journal of Neuroscience Online掲載の論文概要)。 論文によると、セロトニンは「不利益のある行動を避ける」意思決定に関係があるそうで、「選択によって賞金与えられる、もしくは罰金が課せられる」というゲームによる実験では、セロトニンが不足している人はより多い罰金を選択してしまう傾向があったという。 この研究により「借金を重ねる多重債務などの問題行動を解明できる可能性がある」とのこと。

  • 地熱発電が地震を誘発したとして開発企業の社長が告訴される | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2009年12月25日 11時00分 石油メジャーによる陰謀なんだよ ! な、なんだっ (略) 部門より スイス・バーゼルで行われた地熱開発のために、地震を発生させたとして、開発企業の社長であるマーカス・ヘリング氏が刑事告発されたそうです (BBC News の記事、エルエルの記事より) 。 法当局が「人為的に地震を起こせるよ」と言い切っているげな報道に、私自身はちょっと首を傾げてしまうのですが、nature のコラムによると「地熱発電で地震が誘発されるのは良くある事」とありました。 多くの西欧諸国の地熱プラントは、3 km 以上の深度にパイプを打ち込み、高圧で水を注入することで熱エネルギーを取り出す、というシステムのようです。そして、そのようなプラントを稼動させることで微小地震の群発が始まり、プラントの停止で収束する、という現象が観察されるそうです。 化石燃料か

  • 製造費がガソリン並みのバイオ燃料をトヨタや神戸大らが開発 | スラド サイエンス

    製造費がガソリン並みで、非料系の植物から生産するバイオ燃料が、トヨタや神戸大により開発されたと日経新聞が報じています(11/1日経ネットの記事)。新たに開発した酵母菌とイオン液体を使用することにより製造工程が減り、1リットル当たり40円程度の製造費まで抑える事ができたとのこと。早ければ2015年頃の実用化を目指しているようです(09年7月NEDOのプレスリリース)。 トヨタ、神戸大等からのプレスリリースは発見できなかったので、特別な進展があった訳では無いのかもしれないですが、低コストのバイオ燃料が実用化されるのはもっと先かと思っていたので、驚きました。稲わらなどがバイオ燃料になるのであれば、CO2の削減のみならずエネルギー自給の観点からも素晴らしいと思うのですが、デメリット等もあるのでしょうか。

  • 睡眠不足だと仕事がはかどらない理由、科学的に明らかになる | スラド サイエンス

    睡眠不足で物事に集中できなかったり、仕事が進まない、といった経験がある方は多いと思いますが、なぜ睡眠不足だと集中できないのか、その理由を科学的に分析して明らかにした研究結果が発表されました(論文、 Reutersの記事)。 この研究を行ったのは、ペンシルバニア薬科大学のDavid Dinges氏らで、睡眠不足状態の脳の活動状態をfMRIで調べたところ、脳の複数のエリアでその活動が突然ストップすることを確認できたそうです。 睡眠不足状態では脳が睡眠状態に陥るのを止めることができず、睡眠状態と覚醒状態が短期間の間に交互に繰り返される状態になり、その結果集中力と視覚的処理能力が劇的に低下する、とのこと。 たった一晩の徹夜でも、脳はこのような状態になってしまうとのことで、もし効率的に仕事を進めたいのなら、やはり徹夜は避けたほうがよさそうです。

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