1月27日、国民的アイドルグループ「嵐」が、2020年12月31日をもってグループとして無期限の活動休止をすると発表した。多くの楽曲やテレビ番組での活躍で視聴者を楽しませてくれた嵐という存在が日本の芸能界からいなくなるのは、とても心細く、寂しい。特に、嵐を誰よりも熱心に応援していた「嵐ファン」(アラシック/あらしっくとも呼ばれる)たちが感じる喪失感は言葉では言い表せないものだろう。 しかし昨日、活動休止を発表してから数時間の嵐5人の行動とふるまいは、ひとつのほころびもない、すばらしいものだった。あの日の嵐の何がスゴかったのか。ひとりのアイドルファンとして、3つのポイントに分けて振り返ってみたい。 まずはファンへ「自分たちの言葉」で伝えたこと 嵐が活動休止することを明らかにしたのは、有料ファンクラブ会員限定ページ内で発表された動画が最初だった。まずは自分たちを一番応援してくれているファンに、