米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の騒音が激化している。市への2018年度の苦情件数は、前年度の1・5倍。常駐していない外来機の飛来が増えており、市は沖縄防衛局などに抗議しているが改善されない。4月28日は、1952年に沖縄が日本から切り離された「屈辱の日」。基地負担の軽減にはほど遠い状況が続く。 バラバラバラバラ……。ヘリコプターのローター音が聞こえると、丘の向こうから機体が浮かんできた。23日午後2時40分。住宅地の真ん中にある普天間飛行場の西側に隣接する公園にいると、1~5分程度の間隔でヘリが飛び立っては旋回していった。30分間で14回にのぼった。「毎日こんな感じ。米軍はやりたい放題。まさに傍若無人」。散歩中の近くの男性(82)は話した。 市に寄せられた昨年度の苦情は、この10年で最多の684件。最も少なかった09年度の8・4倍だ。「いま戦争中なんですか? 1分おきに戦闘機みたいな音
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