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2017年10月30日のブックマーク (3件)

  • 鳥居一豊のアニメノヲト第7回:胸が締め付けられるほど愛おしい『この世界の片隅に』。情感あふれる絵と音の物語 | Stereo Sound ONLINE

    主人公であるすずの幼少期を描く冒頭は、絵を描くのが大好きで、しかも想像力豊かな心の持ち主の内面を映像化したような、現実と幻想が混在したような雰囲気となっている。街で人さらいに遭遇したときも、昔話で妖怪にさらわれたような感じだし、親戚の家では座敷童子のような天井に棲む子供と出会うエピソードもある。 絵のような水彩画の背景は、ふだんの背景画は当時の景色を忠実に再現したものだが、写真で残った資料とはまた違った趣きがある。そして、ときにすずの描いた絵物語のようなタッチに変化して、幻想的なシーンとなる。思い出の景色、印象的な情感がダイレクトに伝わる演出だ。幼なじみの水原哲の図画の課題を代わりに描いた広島の海の様子、その絵の中に帰るように家路につく水原哲の姿は実に印象的だ。静かなさざ波の音が広がった静かなシーンだが、鮮やかな色彩とともに心に染みる。 そして、すずは突然わいた縁談に流されるように従い、

    鳥居一豊のアニメノヲト第7回:胸が締め付けられるほど愛おしい『この世界の片隅に』。情感あふれる絵と音の物語 | Stereo Sound ONLINE
  • ねんどろいど すずさん

    ありがとう。この世界の片隅に、うちを見つけてくれて。 珠玉のアニメーション映画『この世界の片隅に』より主人公「すずさん」がねんどろいど化。表情パーツは優しい「笑顔」と可愛らしい「ありゃあ顔」が付属。絵を描く様子を再現できる「帳面」「鉛筆」のほか劇中をイメージした様々なポーズの再現が可能です。ちいさくて可愛い手のひらサイズのすずさんを是非おたのしみください。

    ねんどろいど すずさん
  • ラジオ「ハライチ岩井 フリートーク集」の凄味 - 青春ゾンビ

    突然ですが、2017年にリリースされた音源のベスト1が決定いたしました。「ハライチ岩井 フリートーク集」である。「ハライチのラジオがおもしろい」というのは何度も目にする文言でしたが、すでに放送が開始されているラジオ番組を新規で聞き始めるというのは、かなりのリテラシーが求められる。ラジオ番組の特有のグルーヴというか、ルールのようなものを飲みこまねばならないからだ。その点において、この「ハライチ岩井 フリートーク集」は、まさに導入にうってつけなのである。番組内の岩井フリートークのみが編集され、トークをトラックで区切りタイトルで管理、更にはトップ画にタイムスケジュールまで記載してくれている。まるで1枚のアルバムを聞くようにして楽しめる。 1曲目の「電車」を試聴さえすれば、それ以降のトラックに耳をふさぐのは難しいだろう。岩井の淀みのない流暢な喋りとその声質の良さ、巧みな情景描写とオチに向けての緻密

    ラジオ「ハライチ岩井 フリートーク集」の凄味 - 青春ゾンビ