エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
鳥居一豊のアニメノヲト第7回:胸が締め付けられるほど愛おしい『この世界の片隅に』。情感あふれる絵と音の物語 | Stereo Sound ONLINE
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
鳥居一豊のアニメノヲト第7回:胸が締め付けられるほど愛おしい『この世界の片隅に』。情感あふれる絵と音の物語 | Stereo Sound ONLINE
主人公であるすずの幼少期を描く冒頭は、絵を描くのが大好きで、しかも想像力豊かな心の持ち主の内面を... 主人公であるすずの幼少期を描く冒頭は、絵を描くのが大好きで、しかも想像力豊かな心の持ち主の内面を映像化したような、現実と幻想が混在したような雰囲気となっている。街で人さらいに遭遇したときも、昔話で妖怪にさらわれたような感じだし、親戚の家では座敷童子のような天井に棲む子供と出会うエピソードもある。 絵本のような水彩画の背景は、ふだんの背景画は当時の景色を忠実に再現したものだが、写真で残った資料とはまた違った趣きがある。そして、ときにすずの描いた絵物語のようなタッチに変化して、幻想的なシーンとなる。思い出の景色、印象的な情感がダイレクトに伝わる演出だ。幼なじみの水原哲の図画の課題を代わりに描いた広島の海の様子、その絵の中に帰るように家路につく水原哲の姿は実に印象的だ。静かなさざ波の音が広がった静かなシーンだが、鮮やかな色彩とともに心に染みる。 そして、すずは突然わいた縁談に流されるように従い、