発達障害と診断される子どもが増える中、岐阜大(岐阜市)が医学部と教育学部の垣根を越えて、障害について学ぶ合同授業を初めて開いた。卒業後に医師や保健師、教員として障害児に関わる学生たちが、早いうちから互いの専門分野への理解を深め、適切なケアにつなげるのが狙いだ。 十二日、医学部の教室で両部の約四十人が八グループに分かれて机を囲んだ。初めて医学部に足を踏み入れる教育学部の学生も。九月から事前にインターネットを介して自己紹介し、ある子どもを一例に発達障害の診断方法や教育の課題について意見交換。この日初めて顔を合わせた。
![発達障害児、連携しケア 岐大医学、教育学部が初の合同授業:岐阜:中日新聞(CHUNICHI Web)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b59cd3edbd84c53bba15fb59862880993da481da/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.chunichi.co.jp%2Fimg%2Flogo_social.png)