(※今回は、糸井重里の独白でおとどけです!) こんな風に、長い時間をまとめて取って 話を続けてきたわけですけど、 「長い時間、いっぺんにやってみようぜ!」 って言うと、そうであるがゆえの アイデアが出てきたりするじゃないですか。 たくさんいっぺんに何かやるとかっていうのが、 ぼくは好きなんですよね。めんどくさがりだから。 追いこんでいくところで自分に期待してるとか、 他人に期待してるとか、 たぶん、そういうことなんでしょうけど。 適度にバランスよくやっていく時って、 何も生まれないことが多いんですよ。 ただ、碁石を置いていくだけで 終わっちゃうみたいなことによくなる。 そこに無理な負荷をかけたりすると、 苦しまぎれに生まれてくるものがあるというか、 ぼくはそれをいつも期待してるんでしょうね。 明らかに、その傾向はあります。 具体的に仕事をふりかえっても、そういうのが多いし。 昔の広告の話を