不読率、高校生で深刻 書籍の不読率(1カ月間に本を1冊も読まなかった割合)は小学生4%、中学生15%、高校生57%だった。小中学生が2015年の前回調査からほぼ横ばいだったのに対し、高校生は前回比5ポイント増。小学生では02年から1桁台が続いており、多くの小学校で導入されている朝の読書運動が奏功しているようだ。しかし、進学するにつれ「読書離れ」が深刻になっている。 1カ月の平均読書量は小中学校で1990年代後半から増加傾向にある。今回調査では小学生11・4冊、中学生4・2冊に上り、過去の調査と並び最多だった。高校生の平均読書量は1・4冊にとどまり、68年以降、2冊未満が続いている。
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