テニスの全豪オープンは26日(日本時間午後5時半開始予定)、女子決勝が行われる。昨年の全米オープンに続き4大大会連覇を狙う世界ランキング4位の大坂なおみ(日清食品)と対戦するのが、同6位のペトラ・クビトバ(チェコ)だ。暴漢に襲われて負傷し、2年前の大会は出場すらできなかった28歳が復活優勝を期している。 クビトバは2011年と14年にウィンブルドンを制し、11年には世界ランキング2位まで上がったこともある。そんな実力者を悲劇が襲ったのは、16年12月だった。自宅アパートで刃物を持った暴漢に襲われ、身を守る際に利き手の左手を刺された。当時、「幸運にも生きている。自分は強い。この事件と戦う」とツイッターでコメントし、気丈に振る舞った。だが「テニスを再びできるかわからなかった」とその胸のうちを明かす。 日に2、3回のリハビリ。競技に戻る以前に、日常生活をするためのリハビリでもあった。「身体的にだ
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