【専門家の目】過度の飲酒癖、TOKIO山口…依存症患者にみられる症状とは 拡大 強制わいせつ容疑で警視庁に書類送検されたTOKIOの山口達也(46)が26日、東京都内で会見を開き、事件について涙ながらに謝罪した。2月12日に被害女性を自宅に呼んだことが事件の発端で、その際、山口は酩酊状態だったという。当日まで約1カ月、飲酒に伴う肝臓の数値悪化を治療するために入院し、退院した日に「焼酎瓶1本ぐらい」を飲んだという。酒への欲求をコントロールできない様子がうかがえた。アルコールへの依存が過ぎると一般的にどのような症状が見られ、治療が必要となるのか。松本クリニック(兵庫県芦屋市)の松本浩彦院長に解説してもらった。 ◇ ◇ アルコールの飲みすぎでγーGTPが500、GOTとGPTがそれぞれ1000を超えるほどの肝機能障害になると、入院して断酒していただくことになります。肝臓は再生能力が強く、