陝西省の西咸新区で24日、試験営業初日だった路線を走るバスが複数個所で襲撃され、運行ができなくなった。襲撃した側は、咸陽市交通局や別のバス会社の職員と自称した。現地メディアの華商網などが伝えた。 西咸新区は、陝西省西安市と同省咸陽市の境界部分で、両市の一体的発展を図るために設けられた地区だ。バス会社の西咸公交集団が新たにX202路線を開設して24日に試験営業を始めた。同路線は空港新城管理委員会と天雄西路興信路口を結び、全長は約24キロメートルだ。 ところが同日午前6時50分ごろ、同路線を走るバスが腫瘤医院付近で多数の男に襲撃された。男らは乗用車や別のバス車両でX202路線のバスの前後をふさいで走行不能にしてからバスに乗り込み、運転手を引きずり降ろして殴るけるなどした。さらに乗客を追い出し、バスのエンジンキーを奪った。 同様の襲撃が同日午後2時ごろまで続いた。救援に向かったバス車両も襲撃され