駅員が遺失物を着服していたことについて謝罪する近畿日本鉄道の担当者ら=大阪市北区で2023年3月29日午後5時33分、清水晃平撮影 近畿日本鉄道は29日、京都駅所属の男性駅員(52)が過去1年間にわたって遺失物として取り扱われていた現金など約2万6000円を着服していたと発表した。男性駅員は「2018年ごろから月1、2回程度着服していた。小遣いとして使いたかった」と話しており、同社は処分を検討している。 近鉄によると、男性駅員は22年4月~23年3月、勤務する京都市内の3駅で遺失物として社内システムに登録されていた現金と交通系ICカード計7件を着服したとされる。カード…