北大阪急行電鉄(大阪府豊中市)が、クレジットカードを利用して鉄道に乗車できる決済システムの導入を検討していることが14日、分かった。大阪・関西万博の開かれる令和7年度を目指す。23日に千里中央(同市)―箕面萱野(箕面市)間が延伸開業するのを前に、内芝伸一社長が産経新聞のインタビューに応じ、明らかにした。また、将来的な自動運転の導入を検討していることも表明した。 自然豊かな箕面市はインバウンド(訪日客)の人気が高く、万博開催時はさらに多くの人が訪れることが想定される。 内芝氏は「(日本での旅行に慣れていない)訪日客にとり、きっぷを買う行為はとても大きな負担になる」と指摘。使い慣れているカードのタッチ決済を導入することで利便性を高めるとした。 さらに内芝氏は「QRコードを使って乗車できる決済システムの導入も進める」との考えも示した。 カードを使った同様のシステムの導入は関西の私鉄各社も進めてお