頭金ゼロで一棟マンションのオーナーになれる時代 3月某日、東京・六本木の中心部にある雑居ビル。その会議室で開かれているセミナーには、40~60代のサラリーマンばかり20人ほどが集まっていた。講師は、不動産投資で年収3億円以上を稼ぐという触れ込みの“投資家”である。 この投資家が、熱く参加者に語りかけている。 「マイナス金利の時代になったおかげで、今は銀行もお金を貸したくて仕方がないんです。こんな時代に賢く投資するには、こんなに低い銀行の金利の資金を使って、高い収益性のビルを買うことです」 「都心はもう物件が高くなりすぎていて、収益率は低くなっていますが、地方は違います。狙い目は、築年数が少し経っていても、賃貸人がしっかりついて回っている人気物件です。こういう物件は非常に安く買えますから、買値に対しての利回りが非常に高いのです」 「こうした居住用の物件は借り手も安定しており、安く買えば利回り
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