【ワシントン=赤木俊介】米野党・民主党の上院議員らは10日、トランプ米大統領と同氏の親族によるインサイダー取引や相場操縦などの不正があったかを調査するよう政権側に要請した。トランプ氏が相互関税の一部停止を発表する数時間前に「絶好の買い時だ」などと自身のSNSに書き込んだことを問題視した。民主党上院議員のシフ氏とギャレゴ氏が米通商代表部(USTR)のグリア代表と大統領首席補佐官のワイルズ氏に宛て

米のホワイトハウス南庭で、報道陣に話すドナルド・トランプ大統領(2025年3月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】米国は21日、移民50万人超の在留資格を取り消し、数週間以内に出国させると発表した。 【写真】トランプ氏、ベネズエラ人追放布告への署名を否定「ルビオ氏がやった」 ドナルド・トランプ大統領は米史上最大の強制送還キャンペーンを実施し、主に中南米出身の移民を抑制すると表明している。 今回の措置は、ジョー・バイデン前大統領が2022年10月に開始し、23年1月に拡大したプログラムに基づいて入国したキューバ人とハイチ人、ニカラグア人、ベネズエラ人約53万2000人に影響する。 国土安全保障省の命令は25日に連邦官報に掲載予定で、それから30日後に在留資格が失われる。 このプログラムの恩恵を受けている移民は別の在留資格を確保していない限り、4月24日までに「米
未成年に売春をそそのかしたとして逮捕、起訴された米ミネソタ州上院議員のジャスティン・アイコーン被告(州上院のホームページから) 米共和党のミネソタ州上院議員の男が〝おとり捜査〟の網にかかり、児童売春をそそのかした疑いで逮捕、起訴された。男は逮捕直前、トランプ大統領を批判する左派を「トランプ錯乱症」と診断するための州法改正案を提案し、熱烈なトランプ派の喝采を浴びていた。男は党支部の勧告を受けて議員辞職。劇的な展開を米メディアは速報した。 男は、ジャスティン・アイコーン被告(40)。州上院議員には2016年に初当選し、逮捕時は3期目だった。 AP通信によると、アイコーン被告が17歳の少女を装う警察官と連絡を取り始めたのは今月11日。性行為の価格を尋ねたり、写真を求めたりした後、17日に〝少女〟と会うために待ち合わせた場所で逮捕された。おとり捜査は米国では合法だ。 現地からの報道によると、アイコ
【AFP=時事】米ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は20日、ドナルド・トランプ大統領はイスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区で空爆と地上作戦を再開したことを「全面的に支持」していると述べた。 【写真】イスラエル、地上作戦を再開 ガザ住民に「最後通告」 記者団にトランプ氏がガザ停戦を軌道に戻そうとしているかと問われると、レビット氏は「彼はイスラエルとイスラエル国防軍、そして彼らが最近取った行動を全面的に支持している」と回答。 「大統領はハマスに対し、人質全員を解放しなければとんでもないことになると明確に伝えていたが、残念ながらハマスはメディアで命を懸けてうそをつくことを選んだ」と述べた。 さらに、2023年10月7日のハマスによるイスラエルへの越境攻撃についても「完全にハマスの責任」だとして、トランプ氏はハマスに拉致された「人質全員」の解放を望んでいると付け加えた。 1月19日に停
アメリカのトランプ政権は、イスラエルによるガザ地区への攻撃に対する大学での抗議活動を主導したパレスチナ系の男性を拘束したと発表しました。男性側は憲法に違反する不当な拘束だとして訴えを起こし、釈放を求める集会が開かれるなど反発の声も高まっています。 アメリカの移民関税捜査局に拘束されたのは、パレスチナ人の両親を持つマフムード・カリル氏です。 カリル氏はコロンビア大学の大学院生として去年、イスラエルによるガザ地区への攻撃に対する大学での抗議活動を主導していました。 トランプ大統領はことし1月、大統領令に署名し「反ユダヤ主義的な嫌がらせや暴力の加害者には、訴追、追放、またはほかの方法で責任を問う」としていて、国土安全保障省は9日、拘束はこの大統領令に基づくものだと発表しました。 トランプ大統領はSNSへの投稿で、カリル氏を「過激な親ハマスの外国人学生」と呼び「これから続く多くの拘束者の最初の1人
Published 2025/03/02 10:10 (JST) Updated 2025/03/02 17:19 (JST) 【ワシントン共同】米共和党穏健派のマカウスキ上院議員は1日、トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談が言い争いの末に物別れに終わったことを受けて「政権は同盟国から離れ、ロシアのプーチン大統領を受け入れようとしているようだ。吐き気がする」と痛烈に批判した。X(旧ツイッター)に投稿した。 ニュースサイトのポリティコは、トランプ氏のウクライナに対する攻撃的な姿勢に関し、身内の共和党議員から反対の声が出るのは珍しいと報じた。 マカウスキ氏はプーチン氏について「民主主義と米国の価値観に対する脅威だ」と述べた。
Published 2025/02/26 21:15 (JST) Updated 2025/02/26 21:16 (JST) トランプ米大統領が26日、ソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿したガザに立つ黄金の巨像の映像。生成AIによるとみられている(同サイトから) 【エルサレム共同】トランプ米大統領は26日、自身のソーシャルメディアに、パレスチナ自治区ガザの「所有」構想に関する映像を投稿した。生成人工知能(AI)を用いたとみられる映像では、荒廃した街が高層ビルを背景に札束の舞うリゾート風ビーチに変化。ガザを「中東のリビエラ」にすると掲げたトランプ氏の展望の一面の可能性がある。 約30秒の映像には、大通りに設置された黄金のトランプ氏の巨像や実業家イーロン・マスク氏が登場。トランプ氏やイスラエルのネタニヤフ首相とみられる人物がプールサイドでくつろぐ様子などを陽気な音楽とともに紹
(CNN) 米国とロシアの高官が18日にサウジアラビア首都リヤドで協議を行った。ウクライナを除いて行われたこの協議の後、トランプ米大統領は戦争に対するロシアの主張をまねてウクライナのゼレンスキー大統領を批判した。 トランプ氏は「私にはこの戦争を終わらせる力があると思うし、うまくいっていると思う。だが今日、『我々は招かれなかった』という声を聞いた。あなたたちは3年もそこにいる。3年後に終わらせるべきだった。始めるべきではなかった。取引をすることもできたはずだ」とウクライナについて誤った主張をした。 ウクライナは戦争を始めていない。2022年2月にウクライナを侵攻したのはロシアのプーチン大統領だ。 トランプ大統領は、ウクライナのために「ほぼすべての土地を彼らに与え、誰も死ぬことのなかった」取引ができたと主張。「だが、彼らはそのようにしないことを選んだ」と結論付けた。 米フロリダ州の私邸「マール
イスラエル軍による攻撃で破壊された建物のがれきの前を通過するパレスチナの人々=4日、パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファ/Hatem Khaled/Reuters (CNN) トランプ米大統領は9日、戦闘で荒廃したパレスチナ自治区ガザ地区を「大きな不動産用地」とみなしていると発言し、米国によるガザの再開発計画を強調した。 トランプ氏は記者団に対し、「パレスチナ人やガザに住む人々が再び(同地に)戻ることを許すのは大きな間違いだと思うし、イスラム組織ハマスが戻ってくることも望まない。ガザを大きな不動産用地ととらえ、米国が所有し、ゆっくりと、非常にゆっくりと、急ぐことなく開発していく。我々が近いうちに中東に安定をもたらすだろう」と語った。 元不動産王のトランプ氏は、ガザを「破壊された場所」と表現し、「平らにならされ」「修復される」と述べている。 さらに同氏は、他の中東諸国が、避難してきたパレスチナ
「私たちは歴史上最も高度な情報技術を手にしているにもかかわらず、理性的な会話を行う能力を失いつつある」 世界的なベストセラーとなった「サピエンス全史」の著者で歴史家のユヴァル・ノア・ハラリ氏が語り出したのは、私たち人間の情報の扱い方への厳しい警告です。 世界各地で起きる戦乱と憎しみの連鎖、SNSによるフェイク情報の拡散、そして急加速するAI開発。ハラリ氏が混沌とした世界を読み解くキーワードとして挙げたのが“情報”です。 独占インタビューからはっとさせられる新たな知見にたどり着きました。 (国際部デスク 豊永博隆) イギリス・ロンドン北部の閑静な高級住宅街ハムステッドにたたずむ趣のある建物。1704年に邸宅として建てられ、現在は美術館として使われています。 ここでイスラエル出身の歴史家、ユヴァル・ノア・ハラリ氏と6年ぶりに再会、単独インタビューを行いました。 前回インタビューしたのは2018
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「UPF」が2021年9月に開いたイベントにビデオ出演するトランプ前米大統領(左)と安倍晋三元首相。いずれも教団トップの韓鶴子(Hak Ja Han Moon)総裁に敬意を示した=UPFのウェブサイトより 米国のトランプ前大統領が2021~22年、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「UPF」からビデオ出演3回の講演料として計250万ドル(当時の為替レートで約3億円)を受け取り、ペンス前副大統領も講演1回で55万ドル(約6000万円)の報酬を得ていたことが判明した。毎日新聞は受領を示す米公文書を入手し、日本国内の訴訟資料などと照合して裏付けた。【田中裕之、大野友嘉子】 【写真】講演料受領が記されたトランプ氏の財務報告書 【関連記事】旧統一教会、米国でも政界工作 絆固めたウォーターゲート事件 UPFビデオ出演、安倍氏銃撃事件の一因 一方、U
Published 2023/07/06 16:53 (JST) Updated 2023/07/06 17:09 (JST) 【ワシントン共同】オバマ元米大統領の邸宅付近で武器を所持したとして6月29日に逮捕された元海軍兵テイラー・タラント容疑者(37)が、銃2丁のほか大量の弾薬や刃物を所有していたことが5日、検察が裁判所に提出した資料で分かった。 タラント容疑者は、トランプ前大統領が6月29日にオバマ氏の邸宅の住所だとする情報をソーシャルメディアに投稿した後、邸宅近くで動画を生配信していたことも判明した。トランプ氏の暴露情報を基に付近を訪れた可能性がある。 寝泊まりしていた乗用車から短機関銃と拳銃、弾薬数百発や刃物が見つかった。容疑者はほかにも18丁の銃を所有登録していたが、所在は不明だという。
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