またも政治不信が高まる出来事だった。今年2月に「週刊文春」が報じた、菅義偉総理の長男・正剛氏が総務省から許認可を受ける放送事業会社「東北新社」の部長として、総務省官僚らに高額接待をしていた問題。総務省幹部11人が国家公務員倫理規程に違反したとして懲戒などの処分を受け、東北新社は正剛氏を更迭、社長が辞任した。 さらに、東北新社がかねて外資規制に違反していた事実も発覚。子会社が運営する有料チャンネルの衛星放送事業認定が、5月1日に取り消されることが決まったが、正剛氏から接待を受けていた総務省が違反を知った上で黙認していた可能性も指摘されており、今後も調査が進められていく。 「正剛さんは、中途入社ながら異例のスピード出世で東北新社本体の統括部長、子会社の衛星放送事業者の取締役に昇進していきました。その背景に、元総務大臣で“電波のドン”と言われた菅総理の“七光”を指摘する声があるのは事実です。 実
安倍が貪る地元「下関利権」 官邸の力を駆使し、元秘書に市長の座を奪還させる暴挙。政治を私物化し縁者を優遇する姿勢は「加計」とそっくりだ。 2017年7月号 DEEP [身びいき政治に終止符を] 安倍晋三と同じ山口県選出で、安倍の「弟分」と言われる国会議員がいる。血のつながった実の弟である岸信夫ではない。2013年の参議院山口選挙区補欠選挙で当選した江島潔だ。 年は安倍が上で、江島とは三つ違い。江島の父・淳もかつて参議院議員で、安倍の父・晋太郎の派閥「清和会」に属していた。1987年、淳が死去すると晋太郎が葬儀委員長を務めた。 また、潔の結婚式では、晋太郎と妻・洋子(岸信介の娘、安倍の母)が媒酌人をした。そうした縁から、潔の選挙では安倍が常に応援演説に立ち、潔もまた側近として安倍を支える関係が続く。 その江島は95年から4期計14年、2009年まで下関市長を務めた。そして、13年、国会議員に
私たちの生活に欠かせない「水」。東京都の水道事業が人口減少や施設の老朽化に直面する中、将来にわたり持続可能な事業を運営するために、2020年4月1日、技術系業務と営業系業務・IT系業務が統合し、日本最大級の水道トータルサービス会社「東京水道株式会社(Tokyo Water)」が誕生した。水源から蛇口まで、水道業務全般を担うという新会社設立の経緯や水道事業の未来について、野田数社長に話を聞いた。(聞き手・一木広治) のだ・かずさ 1973年川崎市生まれ、46歳。97年早稲田大学卒業。2016年の東京都知事選挙で、小池百合子選挙対策本部の最高責任者を務める。同年8月、東京都知事特別秘書(政務担当)に就任、「都民ファーストの会」を設立。19年3月に特別秘書を退任、同年5月、東京水道サービス株式会社代表取締役社長に就任。20年4月より、東京水道株式会社代表取締役社長。 そもそも東京水道株式会社(T
政府は22日、2017年以降に開かれた桜を見る会で提供された飲食物に、安倍晋三首相の地元・山口県の日本酒「獺祭(だっさい)」が含まれていたとの答弁書を閣議決定した。立憲民主党の杉尾秀哉参院議員の質問主意書に答えた。 答弁書では、飲食物は「企画競争により選定された事業者から提案を受け、内閣府が決定している」としている。首相は食事会や懇親会などの際に獺祭をふるまうことが多い。今年6月に大阪市で開かれた中国の習近平(シーチンピン)国家主席との夕食会でも獺祭がテーブルに並んだ。 獺祭の蔵元の旭酒造は山口県岩国市にある。同市を含む衆院山口2区からは、首相の実弟の岸信夫衆院議員が選出されている。 ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/
松本人志がゴマカシに終始した『ワイドナ』の裏で、『サンジャポ』は友近出演、吉本興業と安倍政権の癒着・公金投入を批判 大崎洋会長・岡本昭彦社長と結託して吉本興業を牛耳っていることに批判が集まり始めた松本人志。昨日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)で何を話すかと思って見ていたら、結局、言い訳とごまかしに終始した。 先週は自分が岡本社長に会見をするよう提案したことをさんざん自慢していたのに、その会見がボロボロに終わった今週は「俺が記者会見強引にさせたみたいな空気になっているけど、我々が吉本行ったときは、もう決まってたんです。月曜日の会場も押さえてある状態だった。別に我々が無理に記者会見させたんじゃないですよ」などと、言動を一変。また、現体制を批判した加藤浩次と友近について「マスコミは僕と(加藤・友近で)VS関係をつくろうとしているが、2人の言ってることはまったく同じ気持ち」などと必死で取り繕
森友問題で安倍昭恵首相夫人が窮地に立たされる中、60億円を超える補助金を受けている保育大手ポピンズの中村紀子会長が「昭恵さんを慰める会」を秘かに催していたことが「週刊文春」の取材でわかった。 宴席が持たれたのは6月2日土曜日。会場となったのは安倍首相の地元である山口県・下関市の老舗割烹旅館「春帆楼」だ。 「3月7日に起った近畿財務局職員の自殺以降、昭恵さんは一時自宅に引きこもらざるをえなくなった。そこでポピンズの中村紀子会長が『慰める会』を企画し、下関で飲みましょうと誘ったのです」(昭恵氏の知人) 会には、中村氏が東京後援会長を務める参議院議員の森まさこ氏も出席。ふぐのフルコースで昭恵氏をもてなし、翌日は隣接する赤間神宮を3人そろって参拝した。 赤間神宮で(左から宮司、中村氏、昭恵氏、森氏) ©文藝春秋 元アナウンサーの中村氏は業界の有名経営者。ポピンズは第2次安倍政権下で急速に事業を拡大
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