外国人労働者の在留資格申請をめぐる“口利き・金銭要求疑惑”で、厚生労働政務官を辞任した自民党の上野宏史衆院議員が騒動後、初めて公の場に姿を現し、改めて疑惑を否定しました。 「私の方では違法なあっせん、口利きをしたりまたはお金を受け取ったという事実はない」(上野宏史 前厚労政務官) 厚労政務官を辞任した自民党の上野衆院議員は11日朝、幹事長室を訪れ、外国人労働者の受け入れをめぐる“口利き疑惑”を含め、辞任に至った経緯などについて説明しました。 「お金をもらう案件でやってるんだから、それだって指示したでしょう」(上野前政務官【上野前政務官と秘書〔当時〕による会話の音声】) 「これあっせん利得になっちゃいますよ、代議士」(元秘書【上野前政務官と秘書〔当時〕による会話の音声】) 「違うよ」(上野前政務官【上野前政務官と秘書〔当時〕による会話の音声】) 上野氏は元秘書とのやりとりとされる音声について
そもそも上野氏の疑惑は、人材派遣会社「ネオキャリア」(以下ネオ社)が派遣する外国人の在留資格について、法務省に少しでも早く許可が出るよう口利きすることで、同社からカネを得ようと画策したもの。小誌は当初、上野氏が政策秘書A氏との打ち合わせの席で「ネオキャリアからお金もらう案件でやってんだ」「1件につき2万円」などと語る生々しい録音データを入手、すでに公開している。 ネオ社が上野氏に送った申請一覧表 新たな録音データは、ネオ社を上野氏に紹介した女性経営者N氏と上野氏の会話だ。これは上野氏が「ネオキャリアからお金もらう案件でやってんだ」と発言した翌日に、N氏を議員会館に呼び、打ち合わせを行った際のもの。そこには、こんなやり取りが収められている。 N氏「私、手間がすんごいかかるって、ちょっと、わざと(ネオ社に)言っていて(笑)。言った方が値上げできるんで~。(略)高値で売りたいんですよね」 上野氏
菅義偉官房長官は29日の記者会見で、外国人労働者の在留資格を巡る口利き疑惑を週刊誌に報じられ、辞任した上野宏史前厚生労働政務官について「政治家は国民に不信を持たれないよう、自ら襟 ...
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東京都新宿区に本社を構える人材派遣会社「ネオキャリア」(以下ネオ社)は、全国の飲食店やドラッグストアなどに外国人を派遣している。彼らの在留資格を取るため、各地方の法務省外局「出入国在留管理局」に大量の交付申請を行っていた。 上野事務所にはネオ社から在留資格申請中の外国人187人分のリストが送付されており、それに基づいて法務省に問い合わせを行っていたことも判明した。 この申請を巡り、今年6月、上野政務官は政策秘書A氏に対し、次のような発言をしていた。 「(在留資格認定証明書の交付を)早くしたっていう実績をウチが作ってあげて、その分ウチは(もらう金額を)交渉して、これを党費にあてようと思って。(交付申請が)100人だから、(1件2万円で)200万円」 ネオ社が申請中の外国人の一覧表 音声記録の中には他にも上野氏が「うちがネオキャリアからお金もらう案件でやってんだから」「僕がもらうはずのお金」な
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